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岡山・東粟倉でツキノワグマ捕獲 6月以降5頭目、箱わなで発見

山陽新聞デジタル 7月15日(金)9時50分配信

 岡山県美作市の東粟倉地区で14日、ツキノワグマが捕獲された。同地区では6月以降、今回を含めて5頭が捕まっており、岡山県は注意を呼び掛けている。

 県や市によると、捕獲されたのはオスの成獣で体長142センチ、体重85キロ。同日午前8時半ごろ、地元猟友会のメンバーが山林に仕掛けた箱わなに入っているのを発見し、市に通報した。

 県環境保全事業団の調査員が麻酔を仕込んだ吹き矢で眠らせ、保護。県は繰り返し集落などに現れる危険な個体を捕獲・殺処分の対象としているが、今回は該当しないため、人間への警戒心を与えた上で山奥へ放す予定。

 県自然環境課によると、東粟倉地区では6月3日に親子2頭が捕獲されたほか、同28日と7月2日にも各1頭が捕まっている。

 殺処分を認めなかった2011年度までの保護政策で生息数が増えている可能性があり、同課は「山に入る際には鈴を鳴らしたり、ラジオをつけて人間の存在を知らせたりするなど、万全の対策を取ってほしい」としている。

最終更新:7月15日(金)9時50分

山陽新聞デジタル