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新幹線敦賀以西、どのルート望む 小浜・京都ルート希望最多42%

福井新聞ONLINE 7月15日(金)17時33分配信

 北陸新幹線敦賀以西ルートについて、国土交通省が調査を進める三つの候補の中でどれが望ましいか、福井新聞社が参院選に合わせて電話世論調査で福井県内有権者に聞いたところ、小浜駅から最短距離で京都駅に南下する小浜・京都ルートが最多の42・6%だった。京都府北部を通る舞鶴経由ルートが23・7%で、乗り換えが必要な米原ルートは17・8%にとどまった。

 時間短縮効果が大きく、利便性の高い小浜・京都ルートへの期待が大きく、舞鶴経由と米原の2ルートを大きく引き離した。ルートの年内決定とフル規格による新大阪までの一日も早い開業に向け、政治力の結集が求められる。

 地域別でみると、県内全てで小浜・京都ルートがトップ。中でも未着工区間の嶺南が49・9%と最も高かった。小浜と京都が約20分で結ばれて通勤圏になるメリットがあり、地域活性化の起爆剤としての期待の高さが分かる。このほか福井市・永平寺町(47・3%)、鯖江市・越前町(43・8%)、あわら市・坂井市(36・9%)などが続いた。

 舞鶴経由ルートを望む回答は全ての地域で2番目に多かった。嶺北の各地域は20%台で、嶺南は19・7%だった。米原ルートは10~20%台。

 年齢層別もほぼ同様の結果だったが、一部で順位に違いがみられた。30代は唯一トップが入れ替わり、舞鶴経由ルートが最多の34・1%。小浜・京都ルートが2番手で29・3%だった。20代は米原ルートが26・3%で2番手に付けた。

 職業別では、全て小浜・京都ルートが最多となっており、自由業と商工自営業で5割を上回った。舞鶴経由ルートはいずれも2番手で10~20%台だった。

 性別を問わず、小浜・京都ルートを望む声が最も多く、舞鶴経由ルート、米原ルートの順だった。

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 【調査の方法】3~5日の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1054件で、このうち851人から回答を得た。

福井新聞社

最終更新:7月15日(金)17時33分

福井新聞ONLINE