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JR浦和駅を省エネな駅に JR東が整備、使用電力を最適に制御

埼玉新聞 7月15日(金)10時30分配信

 JR東日本大宮支社は14日、省エネルギーや再生可能エネルギーといった環境保全技術を駅に導入する取り組み「エコステ」について、埼玉県の浦和駅をモデル駅として整備すると発表した。駅の営業時間や列車ダイヤなどの情報に合わせて使用電力を自動で最適に制御する「エネルギーマネジメントシステム」を、鉄道駅として初めて導入する。

 JR東日本では、2011年度の四谷駅を皮切りに、毎年1駅を「エコステ」のモデル駅として整備。浦和駅は6駅目で県内では初となる。総事業費は約4億円。9月に着工し、17年3月の使用開始を目指す。

 目玉となるメニューは、エネルギーマネジメントシステムの導入。駅の営業時間や列車ダイヤ、天気予報、太陽光発電量などさまざま情報を取り入れ、照明や空調などを最適に制御し、使用電力の無駄をなくす。利用者が「エコ」を実感できるよう、改札付近に「見える化ディスプレイ」も設置する。

 同時にLED照明や太陽光発電パネルも導入し、駅の快適性確保と二酸化炭素(CO2)削減の両立を図る。CO2排出量は、15年度に比べて約4割(約304トン)の削減を見込む。地域との連携をキーワードに、地元のサッカー場の芝を再利用した「エコベンチ」などもホームに導入する。

 阪本未来子支社長は同日の定例会見で「省エネ、創エネ、エコ実感、環境調和の4本柱にしっかりと取り組むことで、地球にやさしく、地元に愛される駅にしたい」と意気込みを語った。

最終更新:7月15日(金)10時30分

埼玉新聞