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県北部医療圏の中核に 「唐津赤十字」8月1日開院 佐賀

佐賀新聞 7月15日(金)11時20分配信

 唐津赤十字病院が佐賀県唐津市二タ子から同市和多田に移転し、8月1日に開院する。救急、小児、周産期医療などの充実を図り、県の地域医療再生計画では北部医療圏の中核と位置付ける。14日は現病院にはなかった屋上ヘリポートでドクターヘリの離着陸訓練があるなど、開院に向けた準備を進めている。

 新病院は国道204号唐津バイパス長谷交差点の南側に建設した。敷地面積2万9700平方メートル、免震構造の7階建て、延べ床面積2万4600平方メートルで、現病院よりいずれも広い。病床数は304床でほぼ変わらない。総事業費は約130億円。

 診療科は従来と同じ28科だが、市が運営している救急医療センター(唐津市千代田町)の小児部門を来年4月をめどに取り込み、小児救急医療を強化する。このほか、高度な診断機能を持つCTとMRIを各2台に増やし、「地域がん診療連携拠点病院」としても、外来化学療法室を拡充するなどした。

 「災害拠点病院」でもあり、災害時には医療スペースにもなる講堂を備えた。15キロ離れた玄海原発(東松浦郡玄海町)の事故を想定し、除染などを実施する緊急時医療施設棟も大きくした。山口和夫・広報推進室長は「北部医療圏の『最後のとりで』として役割を果たしたい」と話す。

 一般向け内覧会を24日午前10時から午後3時まで開く。開院日に入院患者を移送し、8月4日から外来診療を始める。

最終更新:7月15日(金)11時20分

佐賀新聞