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東明館5-4佐賀西 東明館、延長サヨナラ 高校野球佐賀大会・第4日 2回戦

佐賀新聞 7月15日(金)11時51分配信

 4-4の延長十一回裏、四死球で無死一、二塁の好機をつくると、3番野口が左翼線にはじき返して試合を決めた。投げては五回から救援した緒方雄が力投。九回に追い付かれたが、延長では走者を出しながらも要所を締め、勝機につなげた。

 佐賀西は3点を追う九回、代打山本と5番安本の適時打で同点。粘りを見せたが、一歩及ばなかった。

▽2回戦(佐賀ブルースタジアム)
佐賀西000 100 003 00-4
東明館020 020 000 01x-5
(延長十一回)     
▽二塁打 山本、片渕(佐)稲田、野口(東)

1年生・野口、犠打失敗 発奮の一振り

 1年生の一振りが劇的な勝利を呼び込んだ。佐賀西との延長十一回に及ぶ接戦を、サヨナラ勝ちでものにした東明館。殊勲の一打を放った野口厚太は「後ろにつなぐ気持ちで思い切り振った。本当にうれしかった」とはにかんだ。

 延長十一回裏無死一、二塁。打席に立った野口へのサインは犠打だった。ところが二度失敗、追い込まれた。それでもそこで、担任でもある豊福弘太部長の「思い切りや」というげきに発奮。2-2から内角高めの直球をはじき返した。

 直前の打席、野口は打ち上げてサヨナラの好機を逸していた。ベンチで「バットが波打ってるぞ」と同級生に声を掛けられ、「上からたたく。次は絶対に返す」と思ったという。ここ一番の勝負所で修正が結実した。

 1、2年生が中心の若いチーム。古賀洋監督は「この勝利で勢いに乗ってくれれば」と期待を込める。3回戦の相手は昨秋苦杯をなめた第1シードの佐賀商。野口は「きょう悪かったところをしっかり修正して、勝利に貢献する」と必勝を誓った。

佐賀西・安本崇俊

 (九回に同点打)打ったのはインハイの直球。みんなとの夏をまだ続けたいという思いで打席に立った。

最終更新:7月15日(金)11時51分

佐賀新聞