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ペトラ遺跡の新遺構、ドローンで発見される

ギズモード・ジャパン 7月15日(金)22時10分配信

考古学のロマン、遺跡の発見もドローンの手柄になる時代。

ヨルダン王国のペトラの広大な遺跡は、今も発掘が続いていて、2014年時点でもまだ全体の85%が未発掘だと言われています。1985年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、新・世界七不思議に選出。そしてぺトラ遺跡といえば「インディー・ジョーンズ」。聖杯を探して最後にたどり着いたのがここでした。

筆者もペトラ遺跡に行ったことがありますが、とにかく広大! 巨大な砂岩がそびえ立つ中にぽつぽつと遺跡が存在し、一日かけて10Kmほどは歩いたにもかかわらず、まわれたのは観光客に公開している遺跡全体のごく一部。これまで見てきた世界の遺跡の中でも、巨大で壮大で独特の世界が漂っていて、本当に冒険をしている気分になれたのでした。

さて、その古代都市ペトラの遺跡から、新たな未知の遺構が衛星画像とドローンで発見されました。約56m×49mの水平な壇で、内側の壇上には8.5m×8.5mの小さな建造物があり、階段のある東側に向かって開いています。壇上に建造物が載っていて、階段から出入りするという大規模な遺跡で、儀式目的の施設だった可能性が高いそうです。

この遺構は、ナショナル ジオグラフィック協会のサラ・パーカックと、米国海外調査センター評議会クリストファー・タトルによって発見。まず高解像度の衛星画像を撮影してからドローン撮影を行い、遺構の場所を確認していきました。遺構は遺跡の中心部から900mほど離れていて、地上や近くの丘からは見えにくいものだったそうです。

タトルは、衛星やドローンによる撮影を歓迎しています。この技術により、考古学者は上空からの広範囲で高解像度な画像を解析することで、古代の建造物の痕跡を見つけることができるからです。

衛星画像とドローンのテクノロジーが進化することで、これからどんどん新しい遺跡が発見されるかもね。

Photo by mayumine(1枚目), Council of American Overseas Research Centers/ Q. Tweissi via AP(2枚目)
source: The Times of Israel
(mayumine)

最終更新:7月15日(金)22時10分

ギズモード・ジャパン

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