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隣の家まで屋根飛んだ…埼玉突風「台風より強烈」 ダウンバーストか

埼玉新聞 7月15日(金)23時8分配信

 埼玉県の熊谷地方気象台は15日、入間市や本庄市などで発生した14日の突風について、気象庁機動調査班を派遣して現地調査を実施した。入間市豊岡から同市上藤沢で発生した突風については、上空から冷たい空気が吹き下ろすダウンバーストの可能性があるものの、特定には至らなかったと発表。新座、朝霞市でも同気象台と東京管区気象台が現地を調査した。

 本庄市小島では、熊谷地方気象台の機動調査班3人が午前9時から、トタン屋根が剥がれる被害があった民家を訪問。当時の様子を聞いたり、周辺の被害状況を確認した。

 被害に遭った本庄市の坂本弘さん(49)は「すだれが揺れて、テレビが映らなくなった。なんだこの風はと思ったら屋根がばりばりっと隣の家まで飛んでいた。台風よりも強烈な風が一瞬で来た」と話していた。 

 同気象台によると、入間市で突風が発生した際には活発な積乱雲が付近を通過中で、移動する渦の目撃など、竜巻の発生を示唆する情報は得られなかったという。

 14日の突風で、新座市では跡見学園女子大学で倉庫のトタンが飛ぶなどして、女子学生3人が軽症。本庄市では民家のトタン屋根が剥がれ、入間市や朝霞市では倒木の被害が発生。上里町でビニールハウス、道路標識が倒壊した。

最終更新:7月15日(金)23時30分

埼玉新聞