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河口の「三角波」ご用心 水上オートバイ講習平塚で3管

カナロコ by 神奈川新聞 7月15日(金)6時32分配信

 本格的なマリンレジャーシーズンの到来を前に、第3管区海上保安本部(横浜)は14日、海難事故が多く発生している水上オートバイの体験講習会を開いた。

 平塚市の相模川河口にあるリバーポートマリーナを会場に、川の流れと海からのうねりが河口でぶつかることで生じる「三角波」を水上オートバイで体感した。

 この日は波、風ともに穏やかだったが、河口に近づくにつれて白くとがった小さな波が無数に立っていた。うねりがある上に海流が一定でないため、速度を落とすとバランスがやや安定しない状態に。操縦技能が不足している場合、三角波によって転覆、漂流する恐れがあるという。

 昨年7、8月に同保安本部の管内で起きた海難事故のうちモーターボートと水上オートバイの事故が7割を占めており、水上オートバイでは河口付近などで4人がけがをした。事故原因は不適切な操縦がほとんど。時速80キロで航行でき、ジャンプや蛇行など高い性能を持つが、前方不注意による事故も起きている。

 同保安本部の担当者は「安全航行への意識を持ち、地元で決められたルールを守ることでマリンレジャーを楽しんでほしい」と話している。

最終更新:7月15日(金)7時54分

カナロコ by 神奈川新聞