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「被ばくなし」原発燃料加工会社 負圧低下トラブル

カナロコ by 神奈川新聞 7月15日(金)7時3分配信

 原発用燃料加工会社、グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(横須賀市内川)で10日、放射性物質の漏出防止のため工場内に施している負圧を一時的に保てなくなっていたことが、14日までに明らかになった。給排気設備の故障が原因とみられる。当時は休業日で「作業者のけがや被ばくはなく、周辺環境への影響もなかった」(同社)という。

 負圧が低下していたのは、二酸化ウラン粉末の加工などを行う「第一種管理区域」と呼ばれるエリア。同社によると、10日午前9時ごろに異常を感知して警報が鳴り、当直職員らが駆け付けて約20分後に復旧した。室内を外気圧より低く保つ給排気設備のふたの開閉に不具合があったという。

 同社は原子力規制庁や市など関係機関に報告し、ホームページ上でのみ公表していた。同社広報部は「法令に抵触するものではないが安全に関わる問題。きちんと反省して再発防止に取り組み、安全操業に努めたい」とコメント。当面、同区域内の作業を見合わせる。

 同社は昨年11月とことし4月の2度、金属部品の加工作業中に火災を起こしていた。

最終更新:7月15日(金)7時54分

カナロコ by 神奈川新聞