ここから本文です

宮崎駿監督「また15年がんばれます」リニューアルしたジブリ美術館がお披露目!

クランクイン! 7/15(金) 18:05配信

 15日、三鷹の森ジブリ美術館が2ヵ月に及ぶ改修を終え、16日の再オープンを前に、プレス向けの内覧会を実施。この日開かれた会見で、館主である宮崎駿監督が「また15年がんばれます」とコメントを寄せた。

【関連】「三鷹の森ジブリ美術館」化粧直し特別内覧会<フォトギャラリー>


 入り口に向かって歩いていくと、まず気づくのが外壁の変化。15周年を迎えた今回のリニューアルでは、内部だけでなく、外壁の漆喰の塗り直しも行われているのだ。階段を下りて地下1階に行くと、小さな映画館「土星座」が。これまで使用されていたフィルム映写機が、デジタル映写機にモデルチェンジされている。ピカピカに輝くデジタル映写機の後ろに、何とも味わい深いフィルム映写機が置かれおり、見比べてみると面白い。

 地上1階に上がると、内覧会の翌日からスタートする新企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」がお目見え。オープン時の『千と千尋の神隠し展』以来、これまでに制作された14の展示が一挙に集結したこの企画展では、それぞれの展示から代表的な展示物がピックアップされ、まるで「ジブリの蚤の市」ともいえよう。展覧会ポスターやパンフレットに加え、“大人も乗れる猫バス”や“3びきのくま”など、人気の展示も復活。

 「映画の生まれる場所(ところ)」では、『千と千尋の神隠し』のアートボードが新登場。同展のスタッフの話では、同作が美術館開館の2001年に公開された作品だからとのこと。また、事務局長の方いわく「美術館は、『千と千尋の神隠し』が空前のヒットを飛ばしている7月に竣工しました。中央にエレベーターが、上階に渡り廊下があることからは、宮崎監督が劇中に登場する湯屋をイメージして設計されたことが分かります」と解説してくれた。

 地上2階かららせん階段を上がると、以前とは様変わりした屋上庭園が現れる。『天空の城ラピュタ』をイメージしたこの庭園には、これまで限られたスペースしかなく、写真撮影も難しかった。これを受け、巨神兵の広場は石畳になると共に、より大きなスペースを確保。さらに、以前はポツンと置かれていた「ラピュタ飛行石」の周りにも、休憩用のベンチが2脚、そして小さな池が2つ新設(ちなみに5匹のメダカが元気に泳ぎ回っている)されたほか、レールなどの小物も新たに置かれた。


 館長の中島清文氏はリニューアルについて、「宮崎駿監督が、オープン当時の赤・青・黄色を塗り直したい、是非ともやってほしいということで実現しました」と説明。さらに、宮崎監督からの「ありがとうございました おかげさまで また15年がんばれます」というメッセージも紹介した。

 一方、スタジオジブリ代表取締役社長の星野康二氏は、宮崎監督がジブリ美術館で上映される短編アニメーション『毛虫のボロ』を現在も制作中(完成時期は未定)だと話したほか、当日の朝には館主として、「いくつかダメ出しをした…ダメじゃないね(笑)。『もっとこうしたほうがいいんじゃないか』と(提案してくれました)」と語り笑いを誘った。

 今回のリニューアルでは、トイレの設備変更なども行われており、美術館全体が、以前よりも格段に過ごしやすくなっている。また、撮影はできなかったものの、カフェ 麦わらぼうしの店内に置かれている椅子も、新品に取り替えられた。これまで何度も足を運んだ人はもちろん、まだ行ったことがない人も、生まれ変わったジブリ美術館の魅力を発見しに行ってほしい。

最終更新:7/15(金) 18:05

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]