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予選首位はプロ山本隆、アマ織田 北陸オープンゴルフ

北日本新聞 7月15日(金)20時19分配信

 北陸オープンゴルフトーナメント2016は15日、富山市三熊の呉羽カントリークラブ日本海コース(6905ヤード、パー72)で開幕した。初日は予選ラウンドがあり、プロの部は山本隆允(たかまさ)(福岡雷山)が5アンダーの67で単独トップに立った。アマチュアの部は織田信亮(のぶあき)(福井工大福井高)が1アンダーの71で回り、2位に3打差を付けて決勝ラウンドに進んだ。富山テレビ放送、北日本新聞社主催。

 18回目の今年はプロ138人、アマ38人の計176人が出場。決勝ラウンドが行われる16日までの2日間、計36ホールストロークプレーで争う。

 スタート時は雨が降り、午後からやや強い風が吹くコンディションの中、選手たちは一打一打に集中してプレー。大会初参戦で五輪代表の片山晋呉(イーグルポイント)は、4アンダーの2位タイで決勝に進んだ。

 決勝には、プロの部60位タイまでの75人、アマの部17位タイまでの22人が進んだ。

■山本隆、パット好調で単独トップ

 ツアー優勝経験が豊富な選手たちを抑え、プロ人生初の頂点を目指す山本隆が単独首位に立った。大会出場5度目にして、初の決勝ラウンド進出。7バーディー2ボギーの67で回り、「こんなに良いスコアが出ると思わなかった。とにかくうれしい」と笑顔がこぼれた。

 躍進の鍵はパットにあった。インからスタートし、1ホール目で早々にバーディーを奪うと、3ホール目の12番パー4でも15メートルあった上りのフックラインをイン。「前半に難しいパットが入ったことで、流れに乗れた」

 大会約2週間前からグリップをクロスハンドに変えたことが功を奏したという。試合中の違和感がなくなり、落ち着いたプレーにつなげた。「ゴルフ人生の先輩」と親しみを込める新本兼之(富山市出身、フリー)と同じ組で回り、リラックスして臨めたことも良かったという。

 決勝ラウンドは、リオ五輪代表の片山と同じ組で回る。「(トップ集団の)最終組で回ることが、どう結果につながるか。それを感じながらプレーしたい」。初の栄冠に向け気持ちを高ぶらせた。(社会部・松倉実里)

■織田、粘って首位通過

 「ベストを尽くした結果だ」。アマゴルファー38人のうち唯一、アンダーで回り首位に立った織田は胸を張った。

 1番パー4をバーディーとして好スタートを切ると、4番パー5、5番パー4では連続でバーディーを奪った。「ショットの調子はよくなかったが、好機でパットが決まった」

 本大会の予選に当たる「北陸オープンゴルフアマチュアトーナメント」では4位の成績を収めた。本大会への出場権をつかんだが、さらなるレベルアップを目指し「ショットの安定性やパットのラインの読みなど、正確性を高める練習をしてきた」という。

 この日は首位に立ったものの通算5バーディー、4ボギーと出入りの激しいゴルフとなった。「決勝ラウンドでは目の前の1打にもっと集中してプレーする」と力強く話した。(社会部・田辺泉季)

■片山「優勝して五輪へ弾み」

 ゴルフ男子のリオ五輪代表、片山は、序盤の2ボギーにも焦ることはなかった。調子が良いパットでバーディーを積み重ねて通算4アンダー。「前向きなゴルフができた」と充実した表情を浮かべた。

 1番パー4をパーでまとめた後、「フェアウエーが狭く難しい」と感じていた2番パー4でボギー。1打目で木立の間を抜けた好位置に運んだものの、グリーンまでの目測を誤り2打目をオーバーした。3番パー3もボギーでスコアを落とした。

 だが「グリーンにさえ乗せれば大丈夫」という手応えは最初から感じていた。直後の4番パー5は2打目でグリーンに乗せてイーグルを奪った。13番パー4では2打目を思い切って打ち、ワンパットでピンを狙える位置に。傾斜がある難しいスライスラインを読んでバーディーとし、ギャラリーをうならせた。

 後半はノーボギーで回っており、コース攻略の糸口をつかんだ片山。「優勝して五輪に弾みをつけたいね」と自信たっぷりに話した。(社会部・船木悠平)

■森田、アンダーパー目指す

 今年の北陸オープンゴルフアマチュアトーナメント覇者の森田は2位タイで決勝ラウンドに進んだ。

 一緒に回ったのはゴルフ男子のリオ五輪代表に決まっている片山や、前回大会覇者の宮本。緊張感が先立ったからか、四つのホールでボギーをたたいた。「チャンスでパットがうまく決まらなかった。全体的に良くなかった」と反省しきりだった。

 それでも国内トッププロのプレーを間近に見て、気付いたことはあった。「ショートゲームがうまく、安定感が違う。ショットやパットの打ち方を参考にしたい」と話す。目標はあくまでもアマの部での初優勝。決勝ラウンドは、アンダーパーで回ることを誓っている。

北日本新聞社

最終更新:7月16日(土)0時29分

北日本新聞