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過去にわずか3人だけ…新人のオールスターMVP

ベースボールキング 7月15日(金)17時10分配信

 15日(ヤフオクドーム)と16日(横浜)に行われるオールスターゲームに、新人から高山俊(阪神)、戸柱恭孝(DeNA)の2人が出場する。

 昨年の新人では、山崎康晃(DeNA)、高木勇人(巨人)の2人が出場。ともに第1戦に登板し、山崎康が1回を2失点、高木が1回を無失点という投球内容だった。

 今年と昨年ともに、新人でオールスターに出場した選手が2人。1年目からオールスターに出場することがかなり難しい中で、過去にMVPを獲得した選手が3人いる。

 1人は、早稲田大から79年ドラフト1位で阪神に入団した岡田彰布だ。岡田は開幕直後、出場に恵まれなかったが、ブレイザー監督が解任され、中西太氏が監督に就任すると出場機会が増加。オールスターにも出場し、西宮球場で行われた第1戦では、1点リードの4回に小林繁の代打で登場し、3ランを放ちMVPを受賞した。ちなみに、15年の第2戦で19歳11カ月の森友哉(西武)が代打本塁打を放ったが、それまでは岡田が代打本塁打の最年少記録だった。

 2人目は、86年の清原和博(西武)。PL学園高時代に甲子園通算13本塁打した清原は、開幕直後からレギュラーで出場。前半戦だけで11本のアーチを描き、オールスターにはファン投票で出場を決めた。そのオールスターでは、第2戦で1点を追う7回に遠藤一彦(大洋)が投じた変化球をレフトスタンドに叩き込み、同点本塁打を放った。オールスターで、高卒新人初の本塁打を記録した清原がMVPに輝いた。

 3人目は、98年の川上憲伸(中日)だ。明治大からドラフト1位でプロ入りした川上は、前半戦だけで8勝を挙げ、ファン投票でオールスターに選出。そして、7月18日の阪神戦で完封勝利をマークしてから中3日、本拠地・ナゴヤドームでのオールスター第1戦の先発を託された。川上は、イチロー(オリックス)にセンター前ヒットを打たれたが、3回を2安打1奪三振、無失点と好投。新人投手では初めて、オールスターのMVPに輝いた。

 98年の川上を最後に、新人のオールスターMVPは17年間でていない。今夜の第1戦に、高山の先発出場が予想されている。高山と戸柱の2人は、岡田、清原、川上に次いで4人目のMVP受賞者となるだろうか。

【新人のオールスターMVP】
・80年 岡田彰布(阪神)
オールスター第2戦[西宮球場]
成績:3打数1安打 1本塁打 1打点

・86年 清原和博(西武)
オールスター第2戦[大阪球場]
3打数1安打 1本塁打 1打点

・98年 川上憲伸(中日)
オールスター第1戦[ナゴヤドーム]
3回 2安打 1奪三振 0失点

BASEBALL KING

最終更新:7月15日(金)17時12分

ベースボールキング