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北信越初のスポーツメンタルトレーニング名誉指導士 金沢学院大の石村教授

北國新聞社 7/15(金) 2:43配信

 金沢学院大人間健康学部スポーツ健康学科の石村宇(う)佐一(さいち)教授(71)=金大名誉教授=は、北信越初のスポーツメンタルトレーニング名誉指導士となった。選手を心理面から支える日本スポーツ心理学会の認定資格で、全国でも認定者は数少ない。約半世紀にわたって数々の名選手と向き合ってきた石村教授は2020年東京五輪を集大成とし「金沢学院大から一人でも多くの五輪選手を輩出したい」と新たな夢に挑んでいる。

 スポーツメンタルトレーニングは、スポーツ選手が大舞台でも遺憾なく実力を発揮できるよう、自らの心をコントロールし、精神的な強さを養う訓練として、近年注目されている。

 石村教授はこの分野の第一人者で、バスケットボール、トランポリン、ライフル射撃、弓道、サッカー、野球で数々の選手を指導してきた。日本スポーツ心理学会からは昨年11月に名誉会員記を贈られ、今年4月に名誉指導士の認定を受けた。同学会によると、名誉指導士は昨年4月時点で全国に9人しかいない。

 石村教授は、シドニー五輪女子トランポリン6位の丸山章子(旧姓・古章子)金沢学院大准教授を金大生時代から育て上げた。プロ野球巨人入団を控えた当時星稜高3年の松井秀喜氏も分析し、「イメージ力を鍛えたほうがいい」と助言したこともある。

 トレーニングでは、集中、冷静、自信の3要素を重視し、目標設定からリラクセーション、前向きな思考を育むセルフトークまで五つのステップが体系的に身に付くよう心掛けてきた。

 石村教授は金大で42年間、バスケットボール部を指導し、定年退職後は金沢星稜大で教えた。昨年4月から金沢学院大に籍を置き、大学院生や学部生に向けて指導哲学から効果的なトレーニング法まで幅広く教えている。

 石村教授は「金沢学院大は『強くなりたい』と意欲的に学ぶ学生が多い。五輪を目指す子も多く、自身の経験を全て伝え、サポートしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/15(金) 2:43

北國新聞社