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獅子舞のコツ伝授へ指南書 大野町小3年生、後輩に作成

北國新聞社 7/15(金) 2:43配信

 大野町小3年生が、地元で受け継がれてきた獅子舞を後輩に伝えるため、棒振りの動きや獅子頭の操り方などを記した「指南書」の作成に取り掛かった。3年生は毎年6月に、同小で開かれる伝統芸能発表会で獅子舞を披露しており、次年度の3年生がスムーズに練習に取り組めるように編集し、伝統芸能の継承に役立てる。

 指南書は動きの解説に加えて、動作をコマ撮りした写真を掲載し、演舞のコツが一目で分かるようにする。イラストや地元住民から聞き取った獅子舞の歴史などもまとめ、低学年でも興味の持てる内容にする。

 木下音彩(ねいろ)さん(9)は「最初に練習した時は難しくて不安だった。自分たちの思いを込めて分かりやすいものに仕上げたい」と意気込んだ。

 大野日吉神社の夏季例大祭で巡行する「大野の獅子舞」は、大野日吉神社所有の獅子頭を使い、棒振りが獅子を退治する勇壮な演舞で知られる。大野町獅子舞保存会によると、半兵衛流を基礎に、土方(ひじかた)流の要素も加わっているという。初代の獅子頭は藩政期に大野で活躍したからくり師の大野弁吉が作ったと伝えられ、現在は白山市八幡町の知田工房が作った獅子頭を使っている。

 同小は独自に獅子頭5点を所有しており、地域の伝統芸能継承のため、児童が練習に励んでいる。今年は5月初旬から、3年生27人が地元住民に手ほどきを受けた。

北國新聞社

最終更新:7/15(金) 2:43

北國新聞社

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