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翠星が開幕戦制す 全国高校野球石川大会

北國新聞社 7月15日(金)2時43分配信

 第98回全国高校野球選手権石川大会第1日(14日・県立野球場)51校50チームが出場し、夏の甲子園出場権を懸けた戦いが始まった。開会式後の開幕戦は翠星が連合チームの志賀・内灘に16―1の五回コールド勝ちを収めた。第2日の15日は県立野球場で1回戦3試合が行われる。

 13人の少数部隊で臨んだ翠星ナインが見事な全員野球を見せ、いの一番に校歌を響かせた。「翠星の夏は10年に1勝がやっとだったが、3年前に続いて今年も勝てた。打線もよくつながった」と坂下康政監督。選手たちは、かつて夏の甲子園に出場した指揮官を追い掛けるようにコールド発進を切り、ベンチ前に笑顔を並べた。

 初回、敵失と四球、捕逸と乱れる相手に、3番・岡本駿が右越え三塁打で先制パンチを食らわせた。「開会式の後で、人がたくさん見ている方が燃える」。全校生徒480人の応援を背に、岡本は三回に2盗塁を決め、四回は打者一巡の口火を切る三塁打を放ち、存在感を見せつけた。

 16―0で迎えた五回裏の守り。公式戦で初登板した2年の北皓太は、零封を目前に死球を与えて3安打を浴び、1失点した。三回の打席で死球が左足、その後に自打球が右足に当たり、痛みに顔をゆがめる様子も見せたが「先輩のために」と気力で投げ抜いた。

 春の県大会(北國新聞社後援)初戦ではシード門前を8―1のコールドで破った翠星。岡本は「チームの勝利にこだわり、まずはベスト8を狙う」と意気込んだ。

北國新聞社

最終更新:7月15日(金)2時43分

北國新聞社