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サンパウロから退場者3人…アトレティコ・ナシオナルが21年ぶりにリベルタ杯決勝進出

SOCCER KING 7月15日(金)16時9分配信

 コパ・リベルタドーレス準決勝セカンドレグが13日に行われ、アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)とサンパウロ(ブラジル)が対戦。ファーストレグを2-0で制していたアトレティコ・ナシオナルが、ミゲル・アンヘル・ボルハの2ゴールで勝利を収めた。

 試合はサンパウロが8分に先制。左サイドからのクロスをジョナタン・カレーリが頭で合わせてゴールへと流し込んだ。ところがアトレティコ・ナシオナルは、15分にスルーパスで相手最終ラインの裏へ飛び出したミゲル・アンヘル・ボルハが左足でゴールネットを揺らして 1-1 とした。これでサンパウロが決勝へ進むには、さらに2点を取ることが“絶対条件”となった。

 その後、互いに何度か決定機を作って迎えた前半アディショナルタイム、サンパウロがビッグチャンスを演出。浮き球のパスで最終ラインの裏へ抜け出したウジソンがペナルティエリア内で追いかけてきたダニエル・ボカネグラと交錯して転倒する。誰もがPKの判定だと思ったが、主審はファールをとらず、さらにはこのジャッジに抗議したリカルド・セントゥリオンにイエローカードを提示した。この直後に前半終了の笛が鳴ると、サンパウロのイレブンは主審に詰め寄って激しく抗議した。

 後半、アトレティコ・ナシオナルは58分に右サイドの高い位置でボールを拾ったマルロス・モレーノがペナルティエリア内に切れ込んで左足を振り抜いたが、シュートはファーサイドのポストをかすめて枠外に逸れた。さらに60分には少ない人数でサンパウロの最終ラインを崩したが、オルランド・ベリオのシュートはカバーに戻ったブルーノが身を挺して弾いてゴールを死守した。その後もしばらくはアトレティコ・ナシオナルの時間帯が続き、サンパウロは守勢を強いられた。

 サンパウロは早めに3人の交代枠を使ったが、これが裏目に出てしまう。76分にペナルティエリア内で相手のクロスを止めようとした際、反射的に上がったカルリーニョスの右腕にボールが直撃。主審はハンドをとってアトレティコ・ナシオナルにPKを与えた。サンパウロの選手たちはここでも主審に詰め寄って抗議したが判定は覆らず、このPKをボルハが難なく決めてアトレティコ・ナシオナルが逆転した。

 サンパウロは、自分たちに不利なジャッジを連発している審判団に対して怒りが収まらず、7分以上に及ぶ猛抗議を続けた。その結果、ミシェウ・バストス、ウェズレイ、そしてディエゴ・ルガーノが相次いで退場処分となり、3人少ない状況であと4点を奪わなければならない事態に。この時点でサンパウロの決勝進出は絶望的となった。

 結局試合はこのまま2-1で終了。連敗を喫したサンパウロは、2006年以来となる10年ぶりの決勝進出ならず。対するアトレティコ・ナシオナルは1995年以来21年ぶりの決勝進出を果たした。アトレティコ・ナシオナルがリベルタドーレスで優勝したのは1989年の一度だけで、もし今年優勝すれば27年ぶりの南米王者となる。

【スコア】
アトレティコ・ナシオナル 2-1(2試合合計:4-1) サンパウロ

【得点者】
0-1 8分 ジョナタン・カレーリ(サンパウロ)
1-1 15分 ミゲル・アンヘル・ボルハ(アトレティコ・ナシオナル)
2-1 78分 ミゲル・アンヘル・ボルハ(PK)(アトレティコ・ナシオナル)

(記事/Cartao Amarelo)

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最終更新:7月15日(金)16時23分

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