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5月景況「拡大」維持 日銀那覇34カ月連続 観光が好調

沖縄タイムス 7/16(土) 6:43配信

 日本銀行那覇支店(松本孝一支店長)が15日発表した5月の県内金融経済概況は、観光客の増加で観光関連が好調を持続し、建設も底堅く推移しているとし、県内景気は「全体として拡大している」と34カ月連続で判断を維持した。
 松本支店長は「観光と県民の消費マインドに注視しているが、基調に変化は見られない。所得改善もみられ、消費では高付加価値の商品が求められる傾向もある」と話し、先行きは拡大すると見通した。
 個人消費は百貨店・スーパー、コンビニの売上高は新規出店効果、新車・中古車販売台数は催事効果から前年比でプラスとなった。観光では海外観光客が54・5%増と大幅に前年を上回り、入域観光客数や消費需要を押し上げた。那覇市内ホテルとリゾートホテルともに稼働率が7割を超えた。
 建設業は主要建設会社受注額が31・0%減となったが、松本支店長は「前年度に比べ公共工事の発注量は減ったが、予算額としては確保されている。民間工事は店舗拡充など設備投資が強く、建設業はしっかりしている」と分析。有効求人倍率と完全失業率が改善。人手不足感には「賃金向上など、個社ベースでの雇用環境の取り組みが必要」と述べた。

最終更新:7/16(土) 6:43

沖縄タイムス