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モンゴル大統領 北東アジア情勢に懸念表明=非核化支持

聯合ニュース 7月16日(土)14時46分配信

【ソウル聯合ニュース】モンゴルのエルベグドルジ大統領は16日、北朝鮮の4回目核実験とミサイル発射などで北東アジアの緊張が高まっていることについて、「北東アジアの情勢が深刻化する状況が心配だ」とする見解を示した。

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のアジア欧州会議(ASEM)首脳会合への出席を兼ねたモンゴル公式訪問を機に行った聨合ニュースとの書面インタビューで述べた。

 エルベグドルジ大統領はこうした懸念を示した上、「非核化を支持するモンゴルの立場が核の危険を減らし、地域の安保と持続可能な状況で前向きな影響を及ぼす」と期待を示した。

 北朝鮮の4回目核実験と相次ぐミサイル発射などに伴う国連安全保障理事会の対北制裁、朝鮮半島の非核化に対するモンゴルの立場を尋ねる質問に答えたもの。

 エルベグドルジ大統領は北東アジアの協力強化と非核化をはじめとする朝鮮半島の問題解決のため、モンゴルが積極的な役割をするとの意志を強く示した。

 1990年代のモンゴル民主化革命で中心的な役割を果たした人物で、「モンゴル民主化の父」と呼ばれるエルベグドルジ大統領は、2013年10月に訪朝した際に金日成総合大学で演説し、「いかなる独裁も永遠にできない。人間の自由な生活に向けた熱望は永遠な力」と批判し、注目を集めていた。

 当時の状況については、「モンゴルの民主化、市場経済発展に対する経験、両国(モンゴルと北朝鮮)関係などについて講演した。彼ら(北朝鮮)は特異な制度を選択し、発展させていると主張しているが、今後北朝鮮がどのように変化し、発展するかは時間が証明するだろう」と話した。その上、北朝鮮では経済分野と国内問題だけではなく、外交関係でもある程度の変化の兆しは見えているとした。

 韓国とモンゴルの大統領は5月に続き、今回、首脳会談を行う。エルベグドルジ大統領は朴大統領のモンゴル訪問に歓迎の意を表明し、「両国首脳が頻繁に会って協議することは相互協力を深めることになり大きな意味がある」と評価した。

 また、朴大統領のモンゴル訪問が両国間の「包括的パートナー」関係を新たな段階に発展させることに大きく役立つだろうと期待を示し、エネルギー、インフラ、IT(情報通信)技術など戦略的分野での協力拡大に重要な基礎になると話した。

 モンゴルで巻き起こっている韓流ブームについては、「アジア伝統文化を現代芸術の発展とうまく融合させたためだと思う」と評価。韓国の文化、社会、経済、市場などを融合させた「韓流」はモンゴルはもちろん、ほかの国が参考にできるいい例になると述べた。

最終更新:7月16日(土)15時8分

聯合ニュース