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嘉手納F15飛行再開 フレア誤射2日後 120人超が抗議

琉球新報 7月16日(土)11時4分配信

 【中部】米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機がフレア(照明弾)を誤射した問題で、同基地は15日午前、F15の飛行訓練を再開した。同基地は事故があった13日の午後から訓練を中止していた。同基地は事故原因について詳細を明らかにしていないまま訓練を再開しており、嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)会長の野国昌春北谷町長は「事故原因を究明し、結果を公表するまで飛行を停止するよう申し入れている。遺憾だ」と話した。

 沖縄平和運動センター、第3次嘉手納爆音訴訟原告団、中部地区労などは同日、フレア誤射事故や嘉手納基地への外来機飛来、東村高江でのヘリパッド工事再開に向けた資材搬入に対する抗議集会を嘉手納基地第1ゲート前で開いた。市民120人以上が集まり「全ての基地はいらない」と声を上げた。

 嘉手納爆音訴訟原告団の新川秀清団長は「この3カ月内に米軍属女性暴行殺人事件、米兵酒酔い逆走事故、フレア誤射などいくつもの事件が起こっている。いつ命を奪うかもしれないことが365日繰り返されている」とし、「これ以上沖縄の基地を認めてはいけない。普天間も嘉手納も危険だ。全ての基地はいらない」と訴えた。

 集会に参加した與那覇美佐子さん(72)=北谷町=は「参院選で民意が示された後、すぐに始まった高江での資材搬入は許されることではない。沖縄を踏みつける国のやり方に対して闘いたい」と語気を強めた。

琉球新報社

最終更新:7月16日(土)11時4分

琉球新報