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ビットコインだけじゃない! いろいろある仮想通貨・暗号通貨

ZUU online 7/16(土) 15:10配信

世間では「仮想通貨=ビットコイン」とイメージされているようですが、実際にはビットコイン以外にも多くの仮想通貨が存在しています。ビットコインとその他の注目度の高い仮想通貨についておさえておきましょう。

■仮想通貨の代表「ビットコイン」

ビットコインは銀行などの仲介者を通さずに利用者同士が直接取引するため、非常に低い手数料で資金の移動ができるという特徴があります。

ブロックチェーン(過去すべての取引記録を記載した台帳のようなもの)という技術を使うことで、利用者同士が不正を監視できる仕組みとなっており、信頼度の高い取引が可能です。ブロックチェーンは多数の参加者が元帳を分散して管理する仕組みなので、その情報が喪失する可能性は極めて低いといわれています。

ビットコインの始まりは2008年、暗号理論のメーリングリストに中本哲史(ナカモトサトシ)を名乗る謎の人物が『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』(ビットコイン:P2P 電子マネーシステム)という論文を投稿したことがきっかけです。この論文に多くの研究者が賛同し、プログラミングを進めた結果、2009年にビットコインが初めて発行されました。

ビットコインを利用する際には「ウォレット」という財布を持つ必要がありますが、世界でビットコイン・ウォレットのユーザー数は2014年の740万から、2015年には1,276万と急激に増加しています。また、ビットコインを扱うATMも2016年6月現在で700弱にまで増えており、少しずつ身近な存在になりつつあります。

しかし、日本でビットコインのATMを見かけることはほぼありません。その一因は、「日本円」が信頼性の高い通貨であることでしょう。ギリシャなど財政難の国では、ビットコインの人気が高くATMの数も増えています。ギリシャは金融危機の際、国民の銀行預金の出金を規制して混乱が生じましたが、ビットコインの引き出しは現金との両替にあたるため、出金規制の対象とならず自由に預金を引き出すことができたためです。

■Googleも出資、注目集める「リップル」

ビットコイン以外で注目を集めているのが2013年1月に正式にスタートしGoogleが出資を決めた「リップル(Ripple)」です。単位は「XRP」です。

リップルはビットコインの技術を応用して開発されました。独自の「コンセンサス・システム」という技術を決済の承認に使用することで、ビットコインでは1つの決済に約10分かかるところを、リップルでは数秒で完了するそうです。

XRPは「ブリッジ通貨」と呼ばれ、円、ドル、ユーロや、仮想通貨のビットコインや後述のイーサリアムなどにも交換することができます。もしあなたがXRPしか保有していなくても、送金相手がビットコインで受け取りを希望すれば、ビットコインで送金することが可能なのです。送金レートは自動で決定され、取引はすべてリップル・ウォレット内で完結します。

■マイクロソフトも注目する「イーサリアム」

「イーサリアム(Ethereum)」は2015年7月にリリースされました。仮想通貨の単位は「Ether(イーサー)」です。2016年6月28日時点で時価総額(仮想通貨発行数と仮想通貨の為替レートを乗じた額)は11億ドルでビットコインに次ぐ2位です。イーサリアムはマイクロソフトとの提携が発表されたことで一気に注目を集めました。

イーサリアムは仮想通貨としてだけでなく、そのプラットフォームの将来性が高く評価されています。

イーサリアムのプラットフォームの特徴として「スマートコントラクト」(契約の自動化)が挙げられます。ビットコインのブロックチェーンは通常、ビットコインの移転の情報しか書き込めませんが、イーサリアムのブロックチェーンにはより複雑な内容を書き込めるようになっています。

例えば、誰にいくら借りて、担保はどれで、いつまでに返済するといった契約内容をブロックチェーンに書き込むことができます。その契約は特定の認証機関を通さず、ネットワーク参加者全員で管理されます。

「スマートコントラクト」は金銭の貸し借り以外にも、家の賃貸契約や株の譲渡、土地の登記等さまざまな分野で利用できる可能性を秘めています。

■増え続ける「通貨」

今までご紹介した仮想通貨以外にも、日本の「2ちゃんねる」から生まれた「モナーコイン」、送金スピードの速さがウリの「ライトコイン」、ジャマイカのボブスレーチームが資金集めに利用したといわれる「ドージコイン」など多くのユニークな仮想通貨があります。取引規模が小さいものも合わせると実に700種類以上の仮想通貨が存在しています。デジタルのお金の種類は日々増え続けているといえます。(提供:お金のキャンパス)

最終更新:7/16(土) 15:10

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。