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清宮擁する早実は2年連続甲子園出場なるか 新打線のカギ握る存在は?

Full-Count 7/16(土) 7:10配信

高校通算52号の清宮、1年生4番・野村も2戦連発と波に乗る早実

 ノーシードから2年連続の頂点を狙う西東京・早稲田実。初戦の2回戦に続き、3回戦も圧勝した。秋留台高校相手に24-0。注目の清宮幸太郎内野手は高校通算52号となる本塁打を含む4打数3安打3打点の活躍。4番の1年生・野村大樹内野手も2試合連続弾を含む3打数2安打4打点。アベック弾で打線の破壊力を見せた。

 新チームになってからは秋は二松学舎大付属に1-2と延長戦で敗戦。春は都昭和に2-6。ともに2回戦で敗れた。打線のつながりを欠き、得点できなかった。今大会の相手はここまで実力差はあるとはいえ、2試合連続で5回コールド勝利。選手たちは挑戦者の立場で、慢心なく戦っていた。

 清宮、野村の存在に目が行きがちだが、この2試合で、25安打34打点の得点力は彼らの前を打つ1番で主将の金子、2番を打つ橘内の存在が大きい。金子は1戦目に4出塁。2戦目も4打数3安打4打点。橘内は秋留台戦でランニング本塁打を含む3打数2安打4打点。点差がついても油断することなく自分たちの打撃をしかけていった。

今後真価が問われる新打線

 問題はシード校や優勝を狙える学校と対戦した時にこれだけの得点を奪うことができるかどうか。打線が強力であることを証明をするためには次の4回戦・明治戦以降も同じような戦いができるかどうかだ。

 得点の流れはこの夏からの金子、橘内の1、2番の安定で確立できた。春まで清宮が4番を打っていたが、和泉監督は初回に回ってくる3番に置いた。出塁率の高い1番金子と主砲の間を開けないことが得策と判断したからだった。またパンチ力のある橘内を3番に置いていたが、クリーンアップだと気負って、打席で力が入ってしまうために、つなぐ感覚にさせるために2番に置いた。

 清宮は黙っていても力を発揮する。15歳以下の日本代表のスラッガー・野村が加入。この3、4番の存在感がより映えるためには、1、2番の出塁が不可欠だった。それぞれの打者が状況に応じた打撃をし、役割を理解しているため、打線につながりが出た。

 まだシード高校と対戦は先。たどり着いた新打線の真価が問われるのはこれからだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/16(土) 7:10

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