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【ブラジル】車盗難倍増 大半はパラグアイへ

サンパウロ新聞 7月16日(土)2時23分配信

 アルゼンチン、パラグアイと国境を接するパラナ州の街、フォス・ド・イグアス市では、車の盗難が激増している。同州文民警察のデータに基づいて伝えた5日付伯メディアによれば、同市内における2016年1~5月の車の盗難届けの数は476件と、15年同時期の237件に対して倍増した。

 警察によると、同市内で盗まれた車は多くの場合パラグアイへ運ばれる。文民警察の捜査官は「ほとんどの場合、密輸品や麻薬などといった違法な物を積んでブラジルへ再入国するために、隣国、パラグアイへ運ばれる」と話す。また、同州軍警察は、車の盗難事件の増加は経済危機に関係している可能性があるとした上で「(犯罪者らの)活動のくら替えがみられる。多くの場合、密輸から盗みにくら替えしている」と指摘する。

 「かつては我々の顧客の中では7~8カ月もの間、車の盗難被害がなかったことがあった」と話す保険代理店によると、盗難の増加に伴ってフォス・ド・イグアス市では保険料が高騰し、同市は現在、パラナ州の中で保険料が最も高い市の一つに名を連ねている。

2016年7月6日付

サンパウロ新聞

最終更新:7月16日(土)2時23分

サンパウロ新聞