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時計部品アートに 廃材でリアルに動物、昆虫

佐賀新聞 7月16日(土)13時14分配信

■「いとお眼鏡・時計店」伊藤さん

 JR鳥栖駅前の中心商店街にある「いとお眼鏡・時計店」(鳥栖市本町)の2代目店主、伊藤尚史(なおふみ)さん(35)が使えなくなった時計の部品を使って昆虫やゲームのキャラクターを創作している。メカっぽい一方で、とてもリアルな完成度に来店客たちも魅せられている。

 伊藤さんは「うちはどこにでもあるような普通の店だから、何かアピールしたい」と考えていたところ、時計の廃材部品を使うことをひらめき、昨年12月から作り始めた。

 修理のために保管しておく部品を選んだ後に残ったパーツを、ピンセットと接着剤で組み立てる。最初に作ったのはネズミ。時計の文字盤の上に部品約30個を使い、高さ3センチ、長さ3センチで作り上げた。両手が動くのがポイントで、構想に数日かけ、製作時間は5時間ほどだった。

 もっと大きな作品を、と奮起して完成させたのは、ゲームキャラクターのドラゴン。高さ6センチ、長さ7センチ。画像を見ながら、頭部は時計の針、尾はバンドなど100個以上の部品を駆使して迫力満点に仕上げた。

 これまでに〓、クモ、カマキリなど35点を作り、店の通り沿いに展示している。フェイスブックのやりとりをきっかけに、大阪の陶芸店や東京のカレー店でも展示してもらっている。

 今後はクリエイターズマーケットに出品したり、展示会を開いたりしたいと考えている。

〓は鶴の俗字、鳩の九が守、寸が隹

最終更新:7月16日(土)13時14分

佐賀新聞