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上羽が雌、下羽が雄…珍しい雌雄型のミヤマカラスアゲハ、小川で羽化

埼玉新聞 7月16日(土)10時30分配信

 「チョウ博士」として知られる小川町の関口幸男さん(68)方で、ミヤマカラスアゲハの雌雄型(雌雄同体)が羽化していたことが15日、判明した。関口さん方では先月下旬、雌雄型のオオムラサキが羽化して話題になっていた。

 ミヤマカラスアゲハが羽化したのは今月5日。5月に東秩父村の二本木峠で、春型のミヤマカラスアゲハの雌を採取、自宅で飼育。70個の卵を生み、羽化した中の1匹が雌雄型だった。卵から発生の初期段階で性染色体の異常によって起こると考えられるが、出現率は極めて低いという。

 オオムラサキは左右の羽が雌と雄の模様だったが、今回のミヤマカラスアゲハは上羽が雌、下羽が雄だった。羽根を広げると12センチもある大型だ。

 関口さんは「(50年以上チョウの研究をしているが)オオムラサキでも驚いたが、ミヤマカラスアゲハの雌雄型まで羽化するとは幸運が重なったとしかいいようがない」と話している。

最終更新:7月16日(土)10時30分

埼玉新聞