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岡山・林原美術館で備前刀特別展 研ぎ澄まされた名刀、ファン魅了

山陽新聞デジタル 7月16日(土)21時10分配信

 研ぎ澄まされた名刀の美―。岡山市北区丸の内、林原美術館で16日、特別展「すべて魅(み)せます備前刀―古備前派・一文字派・長船派、そして末備前」(同館、山陽新聞社主催)が始まった。出品刀剣の4割近くが国宝、国重要文化財という豪華なラインアップで、県内外から訪れたファンらを魅了している。

 国宝2振り、国重文10振りに、つばなどの刀装具や兜(かぶと)を加えた同館所蔵品43件を展覧。平安後期から室町時代に活躍した刀工の流派別に、形状や技法の特徴を紹介している。

 入場者は、最古の刀工集団・古備前派の細身で優美な刀身や、一文字派の国宝「太刀 銘 吉房」(鎌倉時代中期)の華やかな刃文など、流派ごとの豊かな“表情”を堪能。「吉房」の超高精細画像を自由に拡大して見られるコーナーなども設けられ、関心を呼んでいた。

 会場は撮影が自由で、熱心に写真に収める「刀剣女子」も多数見られた。会社員女性(39)=岡山市南区=は「古備前派の太刀はいつ見てもたたずまいが美しい。名刀がこれだけそろうと壮観ですね」と話した。

 9月11日まで。午前10時~午後5時。7月18日を除く月曜日と同19日休館。

最終更新:7月16日(土)21時10分

山陽新聞デジタル