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バグダティスがセラを破り準決勝へ [ニューポート/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 7/16(土) 0:31配信

 アメリカ・ロードアイランド州ニューポートで開催されている「名誉の殿堂テニス選手権」(ATP250/7月11~17日/賞金総額51万5025ドル/グラスコート)の準々決勝で、マルコス・バグダティス(キプロス)が第7シードのデュディ・セラ(イスラエル)を6-2 7-5で倒して準決勝に一番乗りした。

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 31歳のバグダティスは長年の友人であるセラとネット際で長い抱擁を交わしたあと、コートにキスをした。彼はATP大会での5つ目のタイトル獲得を目指している。

「(セラとは)すごく若いときからお互いをよく知る仲なんだ」とバグダティス。「それもあって、すごく心を動かされた」。

 第6シードのアドリアン・マナリノ(フランス)は2回戦でサム・グロス(オーストラリア)に7-6(6) 6-3で競り勝ち、第3シードのジル・ミュラー(ルクセンブルグ)はビクトル・エストレーリャ ブルゴス(ドミニカ共和国)を7-6(7) 6-4で下して、ともに準々決勝に勝ち進んだ。

 2日前に1番コートを「とてつもなく悪い」と呼んだ28歳のマナリノは、この日はスタジアムコートでプレー。第1セットで最初の3ゲームを落として一時は1-5と劣勢に立たされたが、そこから挽回を果たした。

 大会は国際テニスの殿堂の会場で行われており、マラト・サフィン(ロシア)とジュスティーヌ・エナン(ベルギー)が2016年度の栄誉を授与され、土曜日にセンターコートで行われるセレモニーで殿堂入りをする予定となっている。

 マナリノが第1セットをタイブレーク8-6で取ったあと、雨のためにプレーは3時間近く中断されることになった。

 この雨のせいで、過去2年連続でニューポートの決勝に進出している第2シードのイボ・カルロビッチ(クロアチア)のマルコ・キュードネリ(スイス)に対する準々決勝の試合は、金曜日に延期されることになった。

 マナリノはスタジアムコートでプレーすることでリラックスできたと話している。

「間違いなく、スタジアムコートはほかのコートよりもずっといいよ」とマナリノ。「今日はそのコートで“本当のテニス”をすることになるってわかっていた。それは僕にとってかなり大事なことだったよ。もし負けたら、それは対戦相手が僕よりも強かったため、ということだ。選手にとってひどいプレー環境のせいで負けるなんて嫌だからね」。

 雨がやんで試合が再開されると、マナリノは力強いプレーを続けた。

「(雨で中断している間)ただ、自分のテニスと再開したときに何をすべきかということに気持ちを集中させ続けようと努めていた」とマナリノ。「それはかなりうまくいったよ。コートに戻ったときによく集中でき、安定したプレーができた」。

 勝ち残っている唯一のフランス人だったマナリノは試合後の記者会見の際に、彼に「ハッピー・バスティーユ・デイ(フランス革命記念日)」を祝ったメディアのメンバーから、フランスの旗を渡された。

 火曜日にマナリノは(スタジアムではない)脇のコートについて、「コート(のプレー環境)はとてつもなく悪い。我々はほかのコートのすぐ横でプレーしており、コート内にカメラやマイクロフォンが置いてあって、まともに動くこともできない。このようなコートは、プレーヤーへの敬意を欠いている」と話していた。

 マナリノは今週、世界ランキング55位となっている。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: NOTTINGHAM, ENGLAND - JUNE 22: Marcos Baghdatis of Cyprus celebrates a point during his men's singles match against Sam Querrey of USA during day three of the ATP Aegon Open Nottingham at Nottingham Tennis Centre on June 22, 2016 in Nottingham, England. (Photo by Daniel Smith/Getty Images)

最終更新:7/16(土) 0:31

THE TENNIS DAILY