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血液検査で転移性がん発見へ

ニュースイッチ 7月16日(土)9時58分配信

日立化成、米テキサス州立大と提携

 日立化成と米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター(ヒューストン)は、血中循環がん細胞(CTC)を捕捉するシステムの開発・評価で提携した。期間は4年間。CTCを捕捉する高精細フィルターと血液自動処理装置、試薬で構成されるシステムの有効性を見極め、採血による転移性がんの早期発見や抗がん剤選定といった臨床応用につなげる。

日立化成が資金とシステムを提供し、専門知識を持つMDアンダーソンが大規模な臨床試験で同システムを活用する。がん関連遺伝子の発現・解析を含むCTCの遺伝子解析を進めることで、同システムで捕捉したCTCががんの遺伝子解析で臨床的に有効かどうかを確認する。

日立化成は微細加工技術で仕上げた高精細フィルターを使い、患者の血液からCTCを捕捉するノウハウを磨いてきた。健常者の血液にがん細胞を添加した模擬実験では、同システムで血液中のCTCを90%以上捕捉できたという。

最終更新:7月16日(土)9時58分

ニュースイッチ