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矢後県議 収支報告書に虚偽 別の書店でも/富山

チューリップテレビ 7月16日(土)3時3分配信

 領収書を偽造して政務活動費を架空請求していた矢後肇県議にさらなる疑惑です。矢後県議は領収書を偽造した南砺市の書店以外でも実際に購入していない書籍を収支報告書に記載していたことがわかりました。
 矢後肇県議は南砺市にある書店の領収書を偽造しおよそ450冊の学術書などを購入したようにみせかけ、政務活動費460万円あまりを架空請求したと13日の会見で明らかにしました。
 記者会見で矢後県議は次のように発言しています。
「たぶんそのころ(2010年ごろから架空請求を)はじめたと思う。ほかにも印鑑を作ったのかどうかの質問については、ないと思う」
 しかし、ほかの項目にも不自然な箇所がみつかりました。チューリップテレビの取材では矢後県議の収支報告書には高岡市の書店で2014年8月に『民族考古学と縄文の首飾り』という書籍を購入したと記載されています。
 購入したとされる書店に残されている同じ日付の請求書には、週刊誌のタイトルが記載されています。店長によりますと矢後県議は当時、この書店で週刊誌を定期購読していたということです。
 矢後県議は、13日の記者会見で次のように述べていました。
「この程度なら許容範囲かなと思うものをたいして深く考えずに記載しました。当然、マンガなどでなければ大丈夫かと」
 また、収支報告書には2010年から2014年にかけて同じ店から書籍7冊と文具など合わせて少なくとも4万5000円購入したと記載がありますが、店長は該当の書籍を取り寄せた記憶はないと話しています。
 矢後県議の弁護士は「事実関係がわからないのでコメントできない」としています。今回の問題では、県内の行政機関に関わる不正を監視している市民オンブズ富山も、今年2月に議会事務局と各会派に対して「矢後議員の書籍購入が不適切ではないか」と指摘していました。
 青島代表理事は政務活動費の使用範囲を明確に定めたうえで収支報告書と領収書をホームページで公開し、市民が簡単に調べたい議員や項目などをキーワード検索できるような仕組みにしなければならないと言います。

チューリップテレビ

最終更新:7月16日(土)3時3分

チューリップテレビ