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日ハム大谷、“約束”守る本塁打競争優勝 「『賞金で返して』と言われて…」

Full-Count 7月16日(土)11時33分配信

本塁打競争初出場で初優勝、勝利の裏にチームメートのマーテインとの“約束”

 日本ハムの大谷翔平投手が、15日の「マツダオールスター 2016」第1戦(ヤフオクドーム)のホームランダービーで初出場初優勝を飾った。

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 準決勝でヤクルト山田哲人を6-5で退けると、ソフトバンク柳田悠岐との決勝ではあと1アウトで敗退が決まるところまで追い込まれながら、2連発して3-2。投手登録ながらも、両リーグの強打者を抑えて初優勝を飾った。勝利の裏にはマーティンとの“約束”があったという。

 当初はパ・リーグ先発投手で選出されていたが、10日のロッテ戦(札幌ドーム)での投球中に右手中指をつぶした大谷。この負傷の影響で、16日の第2戦で登板する有原は2イニングから3イニングに、第1戦のマーティンは1イニングから2イニングに延長される方針だった。

 結局、第1戦で7回から4番手で登板したマーティンは投球中の右手中指のアクシデントで1イニング登板しただけだった。それでも、大谷は球宴前から“プレッシャー”をかけられていたと明かす。

「マーティンはアクシデントがありましたけど、『2イニング投げるかも』と言っていた。『そのお礼は本塁打競争の賞金で返して』と言われていた。獲れて良かったかなと思います」

 ホームランダービーで優勝し、賞金50万円をつかんだが、その使い道は、有原、マーティンらチームメート、そして打撃投手を務めたソフトバンク戸部浩氏へ還元するつもりだという。

「みんなでご飯を食べられればいいんじゃないかなと思います。(戸部打撃投手とも)タイミングが合ってご飯にいければ。もちろん賞金で。(他球団関係者なので)タイミング次第ですけど」

ヤクルト山田からは貪欲に吸収「勉強することはたくさんある」

 初の本塁打競争は刺激も十分だった。14日には日頃見ることができないヤクルト山田の打撃を楽しみにしていた。具体的に学んだことは口にしなかったが、セ・リーグ打撃3冠王を目指す好打者から高い打撃技術を感じ取ったようだ。

「感じたこともありますし、自分で消化していければいい。それが自分に合う合わないの問題ではなくて、1つの技術としてあるんだと理解していければいいと思います。タイプも違いますし、右打者、左打者も違う。自分に使えない技術でも知っていて損はないと思います。見て勉強することはたくさんあると思います」

 16日の第2戦でもホームランダービーに登場。その後の試合では指名打者でスタメン出場する見込みだ。

「楽しめてはいるかなと思います。本来はマウンドで投球を見せられれば良かったですけど、明日また頑張ります。打つことしか出来ないので、自分の打席でしっかり仕事できれば。みんなに楽しんでもらえればいい」

 横浜スタジアムでも球界のファンを魅了するプレーが見られそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月16日(土)11時43分

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