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【MLB】イチロー、金字塔はいつ? 指揮官「毎日プレーすればそこまでかからない」

Full-Count 7月16日(土)16時11分配信

敵地セントルイスは再びイチローを“歓待”、マッティングリー監督「アメージングだった」

 マーリンズのイチロー外野手は15日(日本時間16日)、敵地でのカージナルス戦に代打で出場し、センター前ヒットを放った。メジャー通算2991安打として、3000安打の金字塔に残り9本としている。敵地ブッシュ・スタジアムのスタンドからは、8回に打席に立った背番号51にスタンディングオベーションが送られたが、ドン・マッティングリー監督はセントルイスのファンの歓待ぶりに賛辞を送っている。MLB公式サイトが報じている。

イチロー、メジャー通算では今何位? MLB歴代通算安打数ランキング

 イチローはこの試合、5-6とリードを許した8回1死走者なしの場面で出番を迎えた。「背番号51、イチロー・スズキ」という場内アナウンスが鳴り響くと、敵地のスタンドからは自然発生的に拍手が沸き起こり、やがてスタンディングオベーションへと変わった。

「ここのファンは彼に対してアメージングだったと思うよ。敬意を示していた。セントルイスのファンはこの国で最高の野球ファンとして長い間知られている。イチローに対する知識を持ち、敬意も持っている。本当にクールだと思ったよ」

 記事によると、マッティングリー監督はこう振り返ったという。メジャー通算3000安打という史上30人目の偉業にあと10本と迫る男の金字塔への挑戦を知っているカージナルスのファンは、その偉大なキャリアに敬意を込めて拍手を送っていた。

 イチローは昨年8月15日にもこのブッシュスタジアムでスタンディングオベーションを受けていた。2安打で日米通算安打4193安打として、メジャー歴代2位の“球聖”タイ・カッブ(4191安打)を超えた一戦だった。その時、イチローは塁上でヘルメットを脱ぎ、拍手を惜しまなかった観衆への感謝を示していた。

外野陣好調で出番限られるも…「イチは試合の流れの中でプレーしている」

 1年が経過したこの日の試合でも“歓待”を受けると、沸き起こる拍手にバットで応えた。左腕シーグリストの7球目の速球を捉え、ライナーでセンター前に運ぶ鮮やかなヒット。ここでセントルイスのファンは再び拍手を送った。イチローはその後、プラドのタイムリーで同点のホームを踏み、逆転勝利に大きく貢献している。

 左打者キラーのシーグリストを難なく攻略したイチローに対し、指揮官が「左腕相手のヒットは大きかった。今年ずっと彼は素晴らしいんだ」と絶賛したことも記事では紹介。イチローは打率.339へと上昇させたが、イエリッチ、オズナ、スタントンという若き外野トリオが好調のため、出場機会は限定されている。残り「9」に迫っているメジャー通算3000安打はいつクリアできるのだろうか。

 記事によると、指揮官は「もしも彼が毎日プレーしていたら、そこまで(時間は)かからないだろう。我々の状況では、どれぐらい(達成まで)時間が必要かわからない。だが、現時点でそこに対して大騒ぎしている人間はいない。イチは試合の流れの中でプレーしている。みんな勝ちたいことはわかっている。そして、彼はその流れの中でプレーしているんだ」と話したという。

 マーリンズは現時点でワイルドカード争いで2位。プレーオフ進出争いにすべてをかけているマッティングリー監督は、イチローがチームの勝利に大きく貢献している現状もあることから、背番号51の起用法に確信を持っている様子だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月16日(土)17時12分

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