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4言語で「おはよう」 あいさつ運動、絆強め

カナロコ by 神奈川新聞 7月16日(土)8時3分配信

 多様な国の人々が暮らす町の絆を強めようと、横浜市中区山田町で15日朝、通行人に多言語で「おはよう」と声を掛ける「あいさつ運動」が初めて行われた。横浜市立横浜吉田中学校(同区羽衣町)の生徒8人と伊勢佐木署員4人ら計17人が参加。午前7時半から約30分間、日、英、中、韓の4カ国語の元気なあいさつが響いた。

 「おはようございます」
 「グッド・モーニング」
 「早安(ザオアン)」
 「アンニョンハセヨ」

 町内2カ所に立った生徒たちは、担当する外国語の「おはよう」を大書した看板を手に、道行く住人や登校中の市立南吉田小学校(南区高根町)の児童らに元気良くあいさつ。小学生と手を振り合ったり、通行人が外国語で返事をしたりと、心温まる光景が町の中に広がった。同中の同級生らが飛び入りで声掛けに加わる場面もあった。

 同中は全校生徒396人のうち、外国籍や外国にルーツを持つ生徒が約4割を占める。生徒会は昨春から1週間に2回、正門と裏門の前で同様の取り組みをしていたが「多様な地域の人たちと出会い、町をもっと明るくしたい」との思いもあり、日本語で声掛けを続けていた同署の呼び掛けを受け、合同で実施することになった。

 3年で生徒会長の長江勇輝さん(15)は「外国語でもあいさつが返ってきて、多くの国の人が住む町だと知った。継続して地域のつながりをつくりたい」と、初の試みを終えて笑顔。2年の谷崎史佳さん(13)は「あいさつを返してくれた人がいてうれしかった。言葉を交わすと知り合い同士のような気分になる。いろんな人からあいさつが返ってくるよう、またやってみたい」と意欲をみせていた。

最終更新:7月16日(土)8時3分

カナロコ by 神奈川新聞