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カリフォルニア州の世界史教科書に「慰安婦」掲載

ハンギョレ新聞 7月16日(土)7時10分配信

州教育委員会の教科課程指針、満場一致で通過 カリフォルニア州韓米フォーラムなど在米同胞の教育団体が大きな役割

 2017年9月から、米カリフォルニア州公立高校10年生(韓国の高校1年)の世界史教科書教科課程の改正案に、日本軍「慰安婦」の歴史と関連した内容が盛り込まれる。

 カリフォルニア州教育委員会は14日(現地時間)、サクラメント所在の州教育部庁舍で会議を開き、「カリフォルニア州公立学校に向けた歴史・社会科学教科課程指針の2016年改正案」に対する公聴会と討論を経て、満場一致で可決したと発表した。

 今回可決された教科課程指針の改定案には「日本軍『慰安婦』とは、戦争当時、日本軍に連れていかれ、性的サービスを強要された女性を遠回しで言う表現だ」、「日本軍『慰安婦』は制度化された性奴隷として、第2次世界大戦中に日本軍占領地に数十万人が強制連行された」などという内容が盛り込まれたという。この改正案は、カリフォルニア州公立学校の授業と世界史教科書の執筆基準になる。

 サンフランシスコ統合教育庁は昨年から生徒たちに「慰安婦」と関連した歴史を教えることを決議し、今年9月からサンフランシスコの公立中高校の教科過程に盛り込むことを決めた。

 カリフォルニア州韓米フォーラムなどの在米韓国人教育団体は、カリフォルニア州の世界史教科書に「慰安婦」関連内容を反映するため、積極的に取り組んできた。カリフォルニア州韓米フォーラムのキム・ヒョンジョン事務局長は、ハンギョレとの電子メールのインタビューで「日系極右国粋主義者らがオンライン請願運動を展開して、『慰安婦』がお金をたくさん稼いだ売春婦だったと歪曲し、宣伝を行った」と伝えたうえで、「数十年間の人権と尊厳性回復のために戦ってきた『慰安婦』ハルモ二(おばあさん)たちにこの喜びを伝えたい。また、草の根の署名運動に積極的に参加していただいた同胞の皆さんに感謝申し上げる」と語った。

パク・スジン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月16日(土)7時10分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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