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夏ドラマにも続々出演!ドラマで存在感を発揮する“女芸人の魅力”

クランクイン! 7月16日(土)19時50分配信

 バラエティ番組を主戦場としているはずの女芸人が、相次いで連続ドラマに出演している。それも、単に出演しているというだけではなく、その好演ぶりが高い評判を呼んでいるのだ。前クールでは、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の主演で話題となった『ゆとりですがなにか』で、青木さやかが岡田演じる坂間正和の義姉・みどり役を熱演し、その演技力が注目された。今クールのドラマでも、人気の女芸人たちが多数出演し、キラリと光る演技を見せている。今回は、そんな“ドラマの中の女芸人”に焦点を当ててみたい。

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 北川景子が結婚後初主演することで話題となっている『家売るオンナ』には、“珍獣ハンター”として名を馳せるイモトアヤコが出演。本作は、北川演じる天才的不動産屋・三軒家万智が、スーパートークと営業テクニックを駆使して、活躍する姿を描いた作品で、イモトは、万智が異動してきた店舗で成績最下位の営業ウーマン・白洲美加役を演じる。

 イモト自身も“ダメな人”と評したほど、白洲は仕事ができない上に、打たれ弱く、自己中心的な行動が目立つ会社の問題児。美人女優が演じたとすれば、ただひたすらに憎たらしい役柄になりそうだが、イモトが演じると「ダメな奴だ」と呆れながらも、どこか愛嬌を感じてしまう。これも芸人が演じるからこその効果であろう。今後も、トラブルを巻き起こし、大騒ぎして作品を盛り上げてくれそうだ。

 滝沢秀明と武井咲の濃厚ラブシーンが放送前から注目された『せいせいするほど、愛してる』には、“新モノマネ女王”として絶大な人気を誇る横澤夏子が出演する。本作は、北川みゆきの同名コミックスを原作に、ティファニーの広報部で働く主人公・栗原未亜と、自社の副社長・三好海里の禁断の恋愛を描いた、大人のラブストーリー。

 横澤が演じるのは、武井演じる未亜の同僚の佐伯香澄だ。第1話では、仕事仲間として登場するのみだったが、いるだけなのに印象に残るあの存在感はさすが!今後、未亜たちの恋愛にどう絡むのか、楽しみにしたい。


 幾度となく実写映像化・アニメ化・舞台化されてきた名作を、黒島結菜、Sexy Zoneの菊池風磨、竹内涼真で連続ドラマ化した『時をかける少女』。原作小説が発表されてから50年を経ても、褪せることのない不朽のテーマと、黒島、菊池、竹内のみずみずしい演技で第1話から好評を博した。

 そんな本作には、おかずクラブのゆいPが主人公たちが通う高校の養護教諭・前川陽子役で出演している。浮世離れした世界を真顔で演じるコントで人気のおかずクラブは、ネタの内容と見た目のギャップで笑いをとっているが、本作ではそんな笑いをとるビジュアルを封印。白衣姿で恋愛について語る姿はセクシーでいい女風だ。テンポよく進んでいく本作の中で、ゆいPは一息入れる役割を果たすとともに、自身の新たな魅力を見せつけている。

 いずれの作品においても、彼女たちが単に賑やかしや話題作りのための出演ではないということが昨今のドラマの特徴だ。コントなどで培ってきた確かな演技力を武器に、作品のアクセントとして、ドラマに登場している。美男美女、正統派キャラばかりのドラマでは共感を生みにくい。ドラマにリアリティを持たせ、ストーリーにスパイスを持たせるためにも、彼女たちは貴重な存在なのだ。

 『家売るオンナ』は、日本テレビ系にて毎週水曜22時放送から放送中。『せいせいするほど、愛してる』は、TBS系にて毎週火曜22時から放送中。『時をかける少女』は、日本テレビ系にて毎週土曜21時から放送中。

最終更新:7月16日(土)22時54分

クランクイン!