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社会人野球の晴れ舞台!「第87回都市対抗野球」が開幕

ベースボールキング 7/16(土) 9:00配信

波乱の幕開け!

 社会人日本一を決める戦い「第87回都市対抗野球大会」が、7月15日に開幕した。

 全国各地で行われた予選を勝ち抜いた全32チームが東京ドームに集い、12日間に渡って熱戦が繰り広げられる。

 15日に行われた開幕戦では、前回大会の王者であり、今大会の出場チームで最多となる58回目の都市対抗出場を果たした日本生命(大阪市)が登場。ところが、横浜市の三菱日立パワーシステムズ横浜に0-4で敗れ、ディフェンディング・チャンピオンが初戦で散るという波乱の幕開けとなった。

都市対抗ならでは!「補強選手」という制度

 
 この都市対抗野球という大会で特徴的なルールといえば、「補強選手」という制度だろう。

 本戦に出場するチームは、「同じ地区で予選を戦った他チームから3名まで選手を補強しても良い」というのがこのシステム。まさに“昨日の敵は今日の友”というものだ。

 社会人野球に馴染みのないファンは驚くかもしれないが、文字通り“都市”を“対抗”して戦う大会であるから、その地区の優秀な選手を連れて行って他の都市と戦う、という意味ではある種自然な流れだと言える。

 プロを目指す選手たちにとってみれば、これほど美味しい話はない。たとえ所属チームが敗れたとしても、本戦に出場できる可能性が残るからだ。プロのスカウトの目に留まるチャンスは増える。

 ただし、その間は所属企業で勤務することができなくなるから、企業の立場からすると難しい制度だとも言えるだろう。

 
 今大会の補強選手も発表になったが、いずれもプロ注目の逸材ばかりだ。

 これまでの大会もそうだったが、この「補強選手」の活躍が大きなカギを握る。というより、本戦を勝ち抜けるかどうかの分かれ目になる、と言っても過言ではないかもしれない。

 昨年優勝した日本生命を見てみると、都市対抗への出場は「近畿第4代表」としてのもの。つまり、近畿地区の1位ではなかったのだ。

 それが藤井聖太、松元裕章、福原健太(いずれもパナソニック)という3人が補強選手として加わると、あれよあれよと勝ち抜いて、最終的には優勝を掴んだ。

 各チームの「補強選手」に注目して見るというのも、都市対抗を楽しむひとつのポイントになる。

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最終更新:7/16(土) 9:00

ベースボールキング