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夏かぜ「ヘルパンギーナ」流行 和歌山県

紀伊民報 7月16日(土)16時44分配信

 和歌山県健康推進課は15日、乳幼児が主にかかるウイルス感染症「ヘルパンギーナ」(夏かぜ)が、県内で警報基準値を超えたと発表した。保健所単位では田辺管内でも基準値を上回った。同課は感染者との密接な接触を避けるとともに、うがいや手洗いを心掛けるよう注意を促している。

 ヘルパンギーナは、突然の高熱があり、のどの奥に水ぶくれができて痛むなどの症状がある。発熱は2~4日続くが1週間程度で治るという。十分に水分を取ることが必要で、症状が続くなどした場合、医療機関に受診するよう呼び掛けている。主にせきや接触などで感染するため、うがいや手洗い、感染者とタオルを共用しないなどの予防が必要という。

 県は県内の小児科31カ所で定点調査している。5月中旬から患者報告数が増加。定点当たりの患者数は、23週(6月6~12日)に1人を超え、24週(6月13~19日)2・19人、25週(6月20~26日)3・84人、26週(6月27日~7月3日)5・81人と増加。27週(7月4~10日)には7・68人になり、警報基準値の6人を超えた。全国平均の3・14人を大きく上回っている。過去10年で警報基準値を超えたのは、2006年と12年。

 保健所単位の27週の平均患者数は、和歌山市管内(14・11人)、海南管内(10人)、岩出管内(6人)で警報基準値を上回るなど、紀北中心に流行しているが、田辺管内でも8・5人と基準値を超えた。

最終更新:7月16日(土)16時44分

紀伊民報