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今浜海岸の砂浜広がる 約18メートル、リーフ設置で

北國新聞社 7/16(土) 3:11配信

 今浜海岸(宝達志水町)の延長1・4キロ区間で、砂浜の浸食を防ぐ人工リーフの設置が完了した15年の砂浜が、設置以前の約10年前から18メートルほど広がったことが、県中能登土木総合事務所(七尾市)の調査で分かった。護岸から波打ち際までの幅が平均55メートルに拡大し、同事務所は人工リーフの効果とみている。関係者は人工リーフの新設が進む千里浜を含めた一層の砂浜回復に期待を寄せている。

 人工リーフは海に石を積み、周囲をコンクリートブロックで覆う構造物で、県は2009(平成21)年度から14年度にかけ、浸食が進む今浜海岸の沖合150メートルの水面下に、海岸線に沿って長さ約150メートル、幅約25メートル、高さ約2メートルの人工リーフ2基を設けた。整備費は6億1千万円だった。

 人工リーフの設置は北側に位置する羽咋市の千里浜海岸でも進められ、同事務所は毎年、両市町の海岸を測量し、事業効果を確認している。このうち、今浜海岸ののと里山海道今浜インターチェンジ付近から相見川までの1・4キロ区間では、砂浜の幅が07年の平均37メートルに対し、15年は55メートルと、18メートル広がっていた。

 千里浜海岸では、県が沖合200メートルで長さ150メートルの人工リーフ2基の整備を進めている。12年度からは、金沢から運んだしゅんせつ土砂を船上から投入する事業や、波打ち際に砂を詰めた袋「サンドパック」を設置する対策が施されている。

 同事務所河川砂防課の小成正博課長は「千里浜なぎさドライブウェイを含む一帯の海岸線が復活するよう取り組みたい」と述べた。

北國新聞社

最終更新:7/16(土) 3:11

北國新聞社

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