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FC琉球、大敗 F東京U23に1―5

琉球新報 7月17日(日)11時20分配信

 サッカー明治安田J3第17節のFC琉球は16日、県総合運動公園陸上競技場で14位のFC東京U―23と戦い、1―5で大敗した。琉球は6勝5分け6敗、勝ち点23で順位を10位に落とした。琉球は序盤からFC東京U―23にペースを握られた。前半は1失点にとどめたが、後半、セットプレーやカウンターで4点を奪われた。後半31分に途中出場したFWパブロが1点を奪い返したが、流れは変わらなかった。次節は24日午後3時から、藤枝MYFCと藤枝総合運動公園サッカー場で対戦する。

(2)沖縄県(1勝1敗)
FC東京U―23(4勝5分け8敗)(17)
 5―1(1―0,4―1)
琉球(6勝5分け6敗)(23)
▽得点者【F】兪仁秀(6)水沼2(2)野沢(1)平岡(1)【琉】パブロ(4)
▽観衆 1146人

 【評】ラインを上げる攻撃的な戦術で挑んだが、全体的に足が重く、運動量で上回るFC東京U―23に積極性を欠いた攻撃を封じられた。自陣ゴール前でのパスミスによる失点から始まり、後半10分にはがら空きの左サイドを狙われて2失点目。同15分にはフリーキックからのセットプレーで3点目を奪われる。同31分にはFWパブロが1点を奪う。しかし、同36分には直接FK、同44分にはカウンターで立て続けに点を許した。(嘉陽拓也)

◆攻撃的戦術空回り 課題洗い直し巻き返しへ

 開幕以後、1試合最多失点となる5点を奪われたFC琉球。ラインを上げた攻撃的なスタイルで臨む琉球にとってある程度の失点は覚悟の上だったが、そのシステムに選手個々の積極性という原動力が乗らず、空回りした。

 運動量の多いFC東京に序盤から攻め込まれた前半19分、自陣ゴール前でパスカットされる痛恨のミスで先制点を許す。奮起した琉球は細かいパス回しと相手の隙を突く正面突破で前半終盤にはシュートにつなげる機会をつくった。ただ、「シュートよりパスが先行した」(MF田中恵太)攻撃は相手を脅かすまでにいたらず、金鍾成監督は「積極的にいけ」と指示を飛ばした。

 後半の出だしこそ従来の勢いを感じさせたが、東京が琉球以上にゴールへの執念を見せた。後半10分、琉球はDFの空きスペースにパスを回されて2点目を奪われると、5分後、東京のFKに裏をつかれて失点3。途中出場のFWパブロが右サイドのMF田中からのパスを豪快に決めて一矢報いたが、その後、直接FKとカウンターでだめ押しを受けた。

 前節の大分戦では後半に追いつき引き分けた流れがあり、「その流れが自然と後半に来るという慢心があった」「選手には自分でこじ開けるという積極性が欠けていた」と金監督は敗因を分析する。「5失点は上位チームに求められているものではない」。課題を洗い直す試合となった。(嘉陽拓也)

◇5失点重く受けとめる
 金鍾成監督(FC琉球)の話 これまで後半の流れが良かったので、それが(本試合でも)自然にくるだろうと考えた、選手個人のアクションのなさがこういう結果を招いた。5失点も時にはある、ではなく、重く受けとめなければならない。

◇積極性勝ちにつながる
 安間貴義監督(FC東京U―23)の話 前回は相手にならなかったが、しっかり戦えた選手の成長を頼もしく思う。積極的にやる姿勢が勝ちにつながった。フィジカルコーチのおかげで、走れるようになった。

琉球新報社

最終更新:7月17日(日)11時20分

琉球新報