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31日に復興大使のつどい 5年間のメンバー初交流

福島民報 7月17日(日)10時45分配信

 福島民報社は31日、郡山市の郡山ビューホテルで初の「復興大使のつどい」を開く。初年度の平成24年度から5年間に委嘱した「ふくしま復興大使」が集まり、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故からの復興に向けた大使同士の連携や今後の活動について議論する。
 復興大使は31日に委嘱する28年度の大使も含め、中学生から社会人までの県民190人。これまでは委嘱した年度に国内外訪問や復興関連イベント参加などの活動をしてきた。委嘱年度にかかわらず連携し、自主性を生かして息の長い取り組みを進めていきたいとの意見が大使から寄せられ、つどいの開催が決まった。
 つどいでは、居住・出身地域ごとにグループディスカッションを行う。どんな福島にしたいか、明るい未来にするための取り組みなどについて意見を交わし、グループごとに発表する。発表した取り組みについては、可能なものから実行に移す。
 県の現状を理解するための講話、特別ゲストの講演、食事を囲んでの交流なども予定している。
 8月1日には楢葉町にある日本原子力研究開発機構(JAEA)の楢葉遠隔技術開発センター(モックアップ施設)、いわき市のワンダーファームなどを見学する。

■今年度大使15人決まる

 福島民報社は平成28年度の「ふくしま復興大使」15人を決めた。31日の「復興大使のつどい」の中で委嘱・結団式を行う。
 大使は県内の中学生4人、高校生9人、専門学校生2人。復興大使のつどいで活動をスタートし、秋以降は国内各地の訪問活動に臨む。古里の再生や活性化などに取り組んでいる地域を中心に訪ね、復興に向けた学びを深める。
 復興大使の委嘱・派遣は福島民報社復興戦略事業の柱として取り組み、26年度には日本新聞協会の新聞協会賞(経営・業務部門)を受賞した。5年目の28年度は県、県教委の後援で中学生以上を対象に募集し、「ふくしまの力」「復興への提言」などをテーマにした作文などを基に選考した。

福島民報社

最終更新:7月17日(日)16時32分

福島民報