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夏のボーナスはLINE・任天堂・ユニクロの

投信1 7/17(日) 8:10配信

参議院選挙を終えてサマーラリーに突入!?

2016年7月11-15日は世界的に株価が急騰しました。振り返ってみると日本株は昨年の夏から1年間にわたる長い調整を経ています(昨夏、日経平均株価は2万円を超えていました)。最近では6月末の英EU離脱ショックがリスクオフを加速させ、しかも1ドル100円を伺う円高にもつながりました。株式市場への警戒感が高まっていたのです。

しかし、参議院選挙が与党の勝利で終わり、新しい週を迎えると市場の雰囲気が一変しました。リスクオンが復活し、世界株は全面高になりました。TOPIXは週間で+9%という大幅な反発をしています。

救世主3人衆:任天堂、LINE、ファーストリテイリング

相場の反発の直接的な契機は、選挙後の日本政府の財政金融政策への期待だと思いますが、株式市場での朗報はむしろ新しい柱が見えてきたことでしょう。

第1は、何といっても海外でスマホゲームであるポケモンGOが素晴らしい滑り出しを見せた任天堂 <7974> です。株価は週間で+71%もの上昇です。

第2はLINE <3938> のIPOが好発進したことです。東京市場では上場初日の7月15日の終値が公開価格を+32%上回っています。

第3はQ3決算を発表後、ファーストリテイリング <9983> の株価が1日で+18%上昇したことです。国内ユニクロ事業とグレーターチャイナでのユニクロ事業に回復の兆候が出たことを市場は好感しています。

こうした株価の動きは、市場が時価総額の大きい銘柄に新鮮な材料を求めていることをよく示していると思います。市場はわくわく感を渇望していたのでしょう。

よく見てみると、実はバリュー相場

このように、派手な動きが個別銘柄に出ていることに注意が向きがちですし、いかにも「成長株相場」(グロース相場)が来ているように感じます。しかし、もう少し広く市場を眺めると少し異なる景色が見えてきます。

2016年7月11-15日の業種別の騰落を見ると、上昇した大きなセクターは銀行、金融(除く銀行)、鉄鋼・非鉄、自動車・輸送機などのセクターです。いずれも+14~+18%という大幅な上昇になっています。

これらの業種は、年初来のパフォーマンスが最も芳しくないセクターであるため、リスクオフからリスクオンに切り替わる中でリバウンド狙いで買い戻されたと言えそうです。しかも、これらの業種にはバリュエーションの低い銘柄が多いので、グロースインデックスよりもバリューインデックスが勝つという展開になりました。

先週の実際の牽引役の姿は、救世主3人衆の顔触れとはだいぶ異なるのでした。

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最終更新:7/21(木) 12:30

投信1

チャート

任天堂7974
27045円、前日比-895円 - 12/2(金) 15:00

チャート

LINE3938
4400円、前日比-55円 - 12/2(金) 15:00

チャート

ファーストリテイリング9983
40660円、前日比+200円 - 12/2(金) 15:00

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。