ここから本文です

<北朝鮮写真報告>兵隊は辛いよ(5) かわいそうなほど痩せた若い兵士たち 人民軍の飢えは80年代から (写真4枚)

アジアプレス・ネットワーク 7月17日(日)6時20分配信

◆軍の飢えが始まったのは80年代

「軍隊は75年頃までは腹いっぱい食べられた。白米と雑穀が5対5だけれども飯は一日800グラム。卵も肉も支給されていて、兵士は民間人よりいい体躯をしていた。軍隊に行かないと入党も出世もできないので、親たちは先を争って息子を軍隊に行かせたものです。軍の食事が悪くなったのは80年代の初め頃 からで、90年代の『苦難の行軍』期から兵士に餓死者が出始めた」

【関連写真を見る】  飢え死にまで出る人民軍 「軍事強国」イメージはテレビが作った (写真4枚)

◆建設専門部隊に飢えが蔓延

特に栄養失調が多いのは、土木建設工事に従事する「建設部隊」だ。工兵局の他、七総局、八総局と呼ばれる。

「規定の食事量は同じだが重労働だからだ」と、北朝鮮内の取材パートナーのキム・ドンチョル氏は言う。

「建設部隊」に配属された兵士は、11年間の兵役期間中、銃を撃つ訓練はほとんどせず、もっぱらシャベルとつるはしを担いで過ごすという。

国を守るためと称して、その実、タダでこき使える労働力として、北朝鮮の若者たちの多くが駆り立てられているのだ。(石丸次郎)

最終更新:7月17日(日)14時32分

アジアプレス・ネットワーク

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。