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筑後川のエツ水揚げ、泥が邪魔 大雨影響 佐賀・福岡

佐賀新聞 7月17日(日)11時43分配信

 7月初旬の大雨で、佐賀と福岡の県境を流れる筑後川が増水し、川岸に大量の泥やごみが打ち上げられ、エツ漁の水揚げ作業に支障が出ている。管理する久留米市は「梅雨明けを待って撤去に移りたい」としているが、漁期が20日で終わるため、漁業者は早期の撤去を強く求めている。

 久留米市城島町にある下田大橋そば。8日の大雨で河川敷公園の駐車場には川から打ち上げられた泥が5~10センチ積もり、三角コーンとロープで仕切られ立ち入り禁止となっている。

 駐車場近くに桟橋があり、佐賀、福岡両県の漁業者でつくる下筑後川漁協のエツ漁船の停泊場所になっている。組合員たちは9、10日にスコップを手に取り、桟橋まで車1台が通れるほどの泥を取り除いた。例年、漁期中は十数台の車が川岸に並ぶが、今は十分なスペースがなく、迅速な運搬が困難な状態という。

 漁協理事の塚本辰己さん(76)は「エツは特に鮮度が落ちるのが早い魚で、水揚げしてすぐに運搬する必要がある。早く泥を撤去してほしい」と切望する。久留米市城島総合支所の環境建設課は「転倒防止などの理由で駐車場の利用は禁止している。不便をかけており早めに撤去したいが、具体的な作業は未定」としている。

最終更新:7月17日(日)11時43分

佐賀新聞