ここから本文です

子どもにアウトドア体験をさせたい! キャンプ、初めてでも大丈夫?

ベネッセ 教育情報サイト 7/17(日) 14:00配信

子どもにアウトドア体験をさせたいのなら家族でのキャンプがおすすめ。「道具も知識も何もないので…」と敬遠されるかたがいるかもしれませんが、心配はいりません。未経験者が考えるより、キャンプの敷居はずっと低いと言います。キャンプをはじめとしたアウトドアライフを提案するSTEP CAMP代表の寒川一さんにお話をうかがいました。

キャンプの敷居は低い! 特別な知識や道具は要らない

キャンプ未経験のかたは、キャンプを自分とは遠いものに感じているかもしれません。確かにキャンプは非常に奥深いものですが、一方で過ごし方によっては特別な知識や道具を要さない気軽なレジャーでもあるのです。

私のキャンプ初体験は中学生のときで、知識も道具もありませんでした。同級生と浜辺に出かけ、友だちが持ち込んだ一張のテントに収容人数を超える中学生が何日も過ごしました。アウトドアグッズなど何ひとつ持たず、家から布団や茶碗、懐中電灯などを持ち込んだ記憶があります。この体験でキャンプに取りつかれ、以後40年以上、数えきれないほどのキャンプを体験してきました。予測外の失敗も多々ありましたが、「行かなければよかった」と思ったことは一度たりともありません。

未体験のかたが考えているより、キャンプの敷居はずっと低いと思います。みなさんをこの世界に誘うために、まずキャンプを通して得られる喜びや成長についてお話ししましょう。

楽しみながら、たくましさや創意工夫の力が育つ

限られた道具や物資を使いこなして生活をつくり上げていくことは、キャンプの喜びの根源です。子どもは、ふだんの生活では蛇口をひねれば無限に水が出てくると思っているかもしれませんが、キャンプでは水も燃料も必要最小限しかありませんし、道具も限られています。そうした環境で創意工夫をする中で、「これくらいの水や燃料の量が必要で、こんな道具があれば生きていける」といった感覚やスキルを養うことは、生きることに直結します。災害時など、いざというときのサバイバルにも大いに役立つでしょう。

制限のある環境ですから、いろいろと不便さも感じます。しかし、火をおこしたり、水をくんできたり、たき火でごはんを炊いたり…といったプロセスそのものが楽しいのがキャンプです。失敗しても、「次はこうしよう」「あれを持っていこう」などと考えることで、もっと行きたくなるのです。

1/2ページ

最終更新:7/17(日) 14:00

ベネッセ 教育情報サイト