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角盈男さん、トモセラピーでがん克服 ホルモン療法は合わず切り替え

福井新聞ONLINE 7月17日(日)17時47分配信

 福井県済生会病院集学的がん診療センターの市民公開講座「がんとの向き合い方」(福井新聞社共催)が16日、福井市のアオッサ県民ホールで開かれた。前立腺がんを克服した元プロ野球投手の角盈男(みつお)さんが講演し「(がんと告知されても)くよくよせず、気持ちを切り替えることが大事。何があっても明るく楽しくいこう」とアドバイスした。

 「体に自信があり定期的な検査に行かなかった」という角さんは2年ほど前、知人に誘われて行った検診をきっかけに、がんが見つかった。最初は重粒子線治療を選んだが前段のホルモン療法が合わず、最先端の放射線治療装置「トモセラピー」に切り替え、がんを克服したという。

 がんとの向き合い方について「野球人生で(試合に負けても)気持ちを切り替えて過ごしてきたので、がんになったときも、くよくよしてもしょうがないと思った」と振り返り、「家庭では普段通りを心掛け、今を全力で生きようと思うようになった。妻も普段通りにやってくれて助けられた」と語った。

 妻の昌恵さん、同病院の登谷大修院長を交えた3人の対談も行われ、昌恵さんは「家族としても怖がらずに、がん治療に前向きにトライしてほしい。不安なら専門の医師に相談を」と呼び掛けた。登谷院長は「がんの治療情報は正確なところから得ることが大事」と強調した。

 このほか同病院の専門医4人が同病院のトモセラピーや最新の免疫療法などについて解説。約400人が聴講した。

福井新聞社

最終更新:7月17日(日)17時47分

福井新聞ONLINE