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自動運転車が改善する未来の都市

ギズモード・ジャパン 7月17日(日)20時10分配信

動運転車が普及した未来。まだ不安を感じるという人も、期待できる変化としてはどんなことが思い浮かびますか?

単に乗り物がドライバーレスになるだけではなく、自動運転車が走る未来の「街」と利用する人々の「生活」を見直すきっかけとして、アメリカでは新たなステートメントが先月公開されました。またそれと同日に政府主導の自動運転シャトルが試験導入される地域も発表されて、自動運転車が走る未来がまた少しずつ近づいてきているようです。

過去3年のあいだ、米Gizmodoで少なくとも週に1度は自動運転車に関する記事を書いてきたというAlissa Walker記者。「自動運転車」という言葉に未来のインフラに対する不安をすべて詰め込んだかのような否定的な見方がある一方で、最近では世の中の意見が徐々にポジティブにシフトしつつあるように感じているそうです。

たとえば自動運転車の安全性を追及するうえで、いざというときにドライバーと通行人のどちらの命を守るか、最悪のシナリオを想定した倫理的な問題や、さまざまな自動運転システムが街中を行き交う未来で道路は誰のものになるのかという視点のほか、ハッキングのリスクなど…まだまだ向き合うべき課題があるのも事実。

ロサンゼルス・タイムズでは、市が公共交通機関に巨額を割くことは浪費になるのではないかという議論が掲載されています。これは街中すべての車が自動運転車に移行する近い未来を見据えた、きわめて現実的な意見。
地下鉄や高速道路などいまある交通網が普及したのは20世紀半ばのこと。自動運転システムが街に普及する未来では当然、車だけでなく走行するインフラについても考え直す必要があります。

6月23日に、自動運転システムのための政策論を発表したのはNATCOとよばれるアメリカで40以上の主要都市にある全交通機関に対してベストプラクティスを共有している交通当局。

声明によると、アメリカがこのまま完全に自動運転車に移行することのほか、乗り物に限らず道路のデザインを完全に変更することも推奨していて、自動車以外の交通システムとの便の良さも視野に入れながら、より良い街づくりを提案しているようです。

「自動運転車は、私たちの街をリセットさせるうえでたった一度のチャンスをくれる。安全面や混雑、移動のしやすさなど、交通上の基礎部分を見直してこれまでにないほど街が成長する機会となるだろう」と、語るのは安全で効率的で快適な道路づくりの実現で高い評価を受けるNATCO代表のJanette Sadik-Khan。これについてAlissa Walkerは、これまで地球の未来に悪影響を与える危険な自動車を走らせてきた道路を「リセット」することは大きな意味があるといいます。

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最終更新:7月17日(日)20時10分

ギズモード・ジャパン