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虫たちの深い世界へ 世界の昆虫160種類 佐賀県立宇宙科学館

佐賀新聞 7月17日(日)18時29分配信

■模倣の科学技術も

 世界の珍しい昆虫を集めた佐賀県立宇宙科学館(武雄市)の夏の企画展「新・世界の昆虫展」が16日、始まった。50種を超えるカブトムシやクワガタなど、生きた昆虫の展示は160種類以上。虫の特性をヒントに生まれた科学技術も紹介し、虫たちの奥深い世界へいざなう。9月4日まで。

 世界最重量のカブトムシ・エレファスゾウカブトや、美しい玉虫色が目を引くニジイロクワガタなど、世界の珍しいカブトムシやクワガタムシが勢ぞろい。子どもはもちろん、大人も夢中で目を凝らす一方、世界のゴキブリに母親らは「鳥肌が」と苦笑い。ヘラクレスオオカブトに触れるコーナーでは、子どもたちが恐る恐る手を伸ばしていた。

 虫の構造をまねたバイオミメティクス(生物模倣技術)の観点からも秘密に迫った。蚊の針をまねた痛くない注射針や、カタツムリの殻にヒントを得た汚れが落ちやすいタイルなど、多様な技術開発に役立つ虫の世界を紹介した。

 クイズラリー形式で、子どもたちは場内を何往復もしながらクイズや答えを探していた。光永陽人君(7)は「初めて見たヘラクレスオオカブトは大きくて感動」。内倉詩織さん(7)と駿斗ちゃん(5)は「こんなにたくさんのクワガタが見られるなんて」と目を輝かせていた。

 期間中は昆虫試食会(7月17日と8月20日)やナイト・ミュージアム(7月30日と8月27日、要予約)、専門家の講話などがある。問い合わせや申し込みは同館、電話0954(20)1666。

最終更新:7月17日(日)18時29分

佐賀新聞