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【MLB】ダル、今季初黒星も敵将&敵投手は脱帽「何てことだ」「別世界の球種」

Full-Count 7月17日(日)12時44分配信

レンジャーズ監督も高評価「素晴らしい出来だった」

 復帰登板で今季初黒星も5回途中を2安打9奪三振2失点の力投を見せたレンジャーズ・ダルビッシュ有。初回にいきなり四球を与えたものの、その後、5者連続三振を奪うなど圧巻の立ち上がりも披露した。打線の援護なく、1点ビハインドの状況で降板し黒星を喫したが、右腕の投球に脱帽する声が寄せられている。レンジャーズの球団公式サイトが伝えている。

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 ダルビッシュは昨年開幕前に右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、今年5月28日(同29日)のパイレーツ戦で復帰。以降、3試合で2勝0敗、防御率2.87と上々のスタートを切ったが、右肩の違和感を訴え故障者リスト(DL)入りした。

 この日は6月8日(同9日)のアストロズ戦以来となる復帰登板で、1点リードの3回にリゾに逆転の2点二塁打を浴び、今季初黒星を喫し、防御率は3.15に。1-3で敗れたチームも前半戦から4連敗となった。

 それでもレンジャーズのバニスター監督は右腕のピッチングを評価。記事の中で「彼(ダルビッシュ)が戻ってきたのはとても素晴らしいことだ。球も良かった。9奪三振でいい変化もついていた。ただ9奪三振ともなると、球数は増える一方だね。しかし、それでも今日は素晴らしい出来だった」と話しており、この日90球を投じたエースの復活に手応えを感じている様子だ。

マドン監督「思い通りの投球をさせたら、我々は打ちのめされてしまう」

 また、敵チームからも復帰を果たしたダルビッシュの投球に脱帽する声が挙がっている。

 記事によると、カブスの名将マドン監督は「ダルビッシュ、なんてことだ。彼が問題ない状態であればどんな投手なのか、それが分かったはずだ。これまでも目の当たりにしてきたが、感銘的な持ち球だ。彼のような投手に対して、思い通りの投球をさせ、6回で70球、といった結果にしてしまうと、我々は打ちのめされてしまう。彼の実力はそれほどのものだ。今日も彼は良かった。これから万全になっていくに連れて、向上し続けるはずだ」と称賛。この日、6回3安打1失点の好投で8勝目を挙げた相手先発右腕ハメルも「僕の球種は彼ほどではないよ。素晴らしい、別世界の球種だ」と驚嘆の声を漏らしている。

 黒星の中でも相手に脅威を与えている右腕。今後、地区首位を走るチームを牽引する投球を見せられるか。期待は高まるばかりだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月17日(日)14時39分

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