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【MLB】岩隈久志、圧巻の制球力で日本人3位57勝 初球ボールは4球、敵将「苦労した」

Full-Count 7/17(日) 14:22配信

7回2安打無失点で10勝目、「どんどんストライク取ってきた」

 マリナーズの岩隈久志投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのアストロズ戦に先発し、7回2安打無失点8奪三振1四球の快投で今季10勝目(6敗)を挙げた。2桁勝利は2年ぶりで、メジャー通算57勝(31敗)として、松坂大輔投手(現ソフトバンク、通算56勝)を抜き日本人歴代単独3位に浮上。敵将のA・J・ヒンチ監督は、岩隈のストライク先行の投球に脱帽している。マリナーズは1-0で勝利した。

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 この試合、岩隈が浴びたヒットはわずかに2本。7イニングのうち、4イニングで3者凡退に仕留めた。唯一のピンチは、6回にカノのタイムリーが飛び出し、ようやく1点のリードをもらって迎えた7回。1死からコレアに二塁打を許し、バルブエナは二ゴロで2死三塁とされたが、最後はラスマスを二ゴロに打ち取った。

 アストロズのヒンチ監督は「イワクマは変化球を生かして初球にどんどんストライクを取ってきた。彼の変化球に対応するのに苦労したよ」と脱帽。岩隈はこの試合、24人の打者と対峙し、初球がボールだったのは4回のみ。持ち味を存分に発揮した。

“奪三振ショー”に称賛の声「アストロズ打線のバランスを崩し続けた」

 記事でも、「35歳の右腕は奪三振アーティストとしては知られているわけではないが、(この日は)すべての球種を巧みに使ってアストロズ打線のバランスを崩し続けた」と絶賛。6回には、カストロをフルカウントからスライダーで見逃し三振、スプリンガーを1ボール2ストライクから低めへのスプリットで空振り三振、そしてゴンザレスは2ボール2ストライクからカットボールで空振り三振と、圧巻の3者連続三振に仕留めたことを詳細に記している。

 また、岩隈自身も記事の中で「僕たちはいいゲームプランを持っていました。キャッチャー陣や投手コーチとミーティングをして、相手への攻め方に関してよい考えを得ることができました。プレートの左右、高低に投げ分けることが出来て、それがうまくいきました」と満足気に振り返っている。

 今季10勝目で、2014年の自己最多15勝(9敗)を上回る勝ち星も見えてきた。さらに、5シーズン目の途中でメジャー通算57勝として、日本人歴代単独3位に浮上。日本人歴代2位は黒田博樹投手(現広島)の79勝(79敗)、同1位は野茂英雄氏の123勝(109敗)となっており、岩隈もまだまだ上を目指すことが出来そうだ。エース右腕のフェルナンデスがDL入りして不在の中、岩隈がマリナーズの先発投手陣を牽引している。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/17(日) 14:44

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