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夏の行楽地へ直行 小田原発「伊豆クレイル」

カナロコ by 神奈川新聞 7月17日(日)7時3分配信

 小田原と伊豆方面を結ぶJR東日本のリゾート快速列車「伊豆クレイル」の運行が16日、スタートした。JR小田原駅で記念式典が開かれ、鉄道ファンらが見守る中を一番列車が出発。海山の景色を堪能できる大きな車窓から家族連れらが手を振って、夏の行楽地へと向かった。 

 午前11時40分。出発場面を見ようとホームに詰めかけた鉄道ファンや親子連れらがカメラを向ける中、4両編成の伊豆クレイルがゆっくりと動きだす。女性客を意識した明るく洗練されたイメージの観光列車は、ピンクゴールド色で海風やさざ波、伊豆に咲く桜がデザインされている。

 全98席の車内は、ゆったりとした空間で景色、食、酒、会話を楽しんでもらうことをコンセプトとしており、各号車で造りが異なるのが特徴。1号車にはカウンター席などが設けられ、3号車はグループ向けの個室仕様となっている。座席がない2号車には、バーカウンターやラウンジが設けられている。

 一番列車の出発に先立って行われた式典には、JR東日本や行政などの関係者約30人が出席。同社横浜支社の渡利千春支社長は「伊豆のショーケースのような列車にしていきたい。一人でも多くの方に利用いただきたい」とあいさつ。小田原市の加藤憲一市長は「小田原の魅力を知っていただく上でも大きなニュース。非常にうれしく思っている」と祝福した。

 伊豆クレイルは、小田原-伊豆急下田間を土曜・休日を中心に1日1往復運行する。飲食サービス付きの旅行商品として販売しているほか、一般の乗車券、指定席券でも利用できる。

最終更新:7月17日(日)9時42分

カナロコ by 神奈川新聞