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SF富士:ポールスタートも突然のブレーキ破損。バンドーン「前半は不運続き」

オートスポーツweb 7月17日(日)21時24分配信

 2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦富士、ポールポジションからスタートしたストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だったが、48周目のTGRコーナー(1コーナー)でブレーキトラブルが発生しスピン。グラベルに捕まって悔しいリタイアとなった。

【写真】決勝スタート直後、ブレーキングで白煙を上げるバンドーン

 日本のトップフォーミュラに参戦してわずか3戦目でポールポジションを獲得。決勝前もバンドーンのグリッドには多くの報道陣が集まり、注目の高さがうかがえた。しかしスタートでは力強いダッシュを決めることができず、2番手の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)や3番手のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)をけん制しながら1コーナーへ。しかし、ここでブレーキをロックさせてしまいコースオフ。4番手にポジションを落としてしまった。

 その後は3番手のベルトラン・バケット(NAKAJIMA RACING)を攻略するべく、彼にプレッシャーをかけていったが、決め手を欠いて並びかけられない状態に。その間に後続も追いつき、関口やアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)も含めた四つ巴の3位争いに発展する。 

 そのなかでバンドーンは1歩も譲らないバトルを演じたが、48周目に入ったところのTGRコーナーで突然フロントブレーキから黒煙を上げスピン。グラベルにマシンを止めリタイアとなってしまった。

 レースを終えたバンドーンは「スタートは良くなかったね。1コーナーでもブレーキを遅らせすぎてタイヤもロックアップさせてしまった。コースオフしてしまって4番手に落ちてしまったけど、順位を取り戻そうと試みた。バケット選手にプレッシャーをかけていった。終盤は何人か加わってビックファイトになったけど、突然ブレーキが壊れて、レースを諦めることになった。しっかり原因を究明して、また良い結果を残せるようにチャレンジしたい」とコメント。やはりブレーキトラブルが前兆なく突然起きたことについては、驚きを隠せないようだった。

「それまで、まったく問題なく機能していたけれど、本当に突然フロントブレーキが壊れた。しかも時速300キロで走行している状態でね。でも幸運なことにクラッシュせず、グラベルで止まったから良かったといえば良かった。もし他のコーナーで同じことが起きていたら大クラッシュになっていたかもしれない」

 今季のスーパーフォーミュラはこれで序盤3戦が終了。バンドーンは開幕戦での3位表彰台と第3戦富士の予選ポールポジションで計7ポイント、ランキング8番手につけている。今回は山本尚貴(TEAM 無限)や国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)をはじめランキング上位のドライバーがポイントを稼げなかったこともあり、ランキング上位の差が接近。バンドーン自身もトップと6ポイント差で後半戦を迎えることになる。

 改めて前半戦を振り返り、スーパーフォーミュラのレベルの高さを再認識しつつも、バンドーンは2戦続けて起こった不運に悔しさを隠し切れない様子だった。 

「やはり戦ってみると、スーパーフォーミュラは本当にコンペティティブなレースだよね。でも正直、前半戦は不運が続いた。鈴鹿はいいレースができたけど、岡山は予選のトラブルで後方に下がってしまいチャンスを失った」

「今回はブレーキトラブルでポイントを失ってしまった。このアクシデントがなければ、もっと結果は出せていたと思う。でも、それがレースだし、今シーズンはまだ4戦も残っている。引き続きモチベーションを保って上位を目指すだけだよ」

 今回の予選で、十分にトップに立てる速さがあると証明したバンドーン。後半戦はトラブルやアクシデントなく戦い、どこまでトップ争いに加われるか注目だ。

[オートスポーツweb ]

最終更新:7月18日(月)9時42分

オートスポーツweb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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