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桜のまちづくりオーナー募る 白山・蝶屋地区

北國新聞社 7月17日(日)4時41分配信

 白山市蝶屋地区の住民有志でつくる「蝶屋桜守(さくらもり)の会」は桜の管理にオーナー制を導入する。来年2月、同市蓮池町のアプリコットパーク内メイン広場に植樹する苗木の管理者を地域住民から募り、植え込みや定期的な世話に携わることで桜への愛着を深めてもらう。土壌改良にも取り組み、将来的に桜が咲き誇る広場でイベントを開催し、住民が活発に交流する「桜のまちづくり」を目指す。

 同会は2010年の発足から「見渡せば 蝶屋の里に 桜満つ」を合言葉に、地区内の公共用地などに桜を植樹し、消毒や枝切りなどの世話を続けている。

 アプリコットパーク内メイン広場の雑木林沿いに植樹する桜の苗木25本について、地域住民から1本ずつのオーナーを募り、植え込みや除草など定期的な世話に取り組んでもらう。オーナーは年齢制限を設けず、親子で一緒に楽しめる。研修会を開いて管理方法を指導するほか、これまで会員が続けてきた県外の桜の名所視察にも参加を呼び掛ける。

 同会は、これまで広場の土が合わず、苗木が十分に育たなかったことから、土壌改良にも乗り出す。苗木は地面に直接植え込まず、雑木林沿いに約8メートル間隔で盛土を施し、鳥居型の支柱で固定する。

 同会は、2018年度に同パークで「桜まつり」の開催を計画しており、来年度はプレイベントをパーク入り口の桜並木で企画する。来年2月に植樹する桜の成長を待ち、将来的に広場を利用した大規模なイベントの定期開催を目指す。地区の桜を歩いて巡る「桜めぐりヘルスウオーキング大会」も予定し、地元を彩る桜の魅力を再発見する。

 篠田純一会長(70)は「集落の点在する蝶屋地区は住民の関係が希薄になりやすい。桜咲く公園を憩いの場として活用し、世代を超えた住民の交流につなげたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7月17日(日)4時41分

北國新聞社